小樽市内新型コロナ 新規陽性71名・再陽性1名

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月26日(火)に、市内5,889〜5,960例目(道内281,814〜281,885例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者72名を確認したと、27日(水)15:00に発表。新たに再陽性者を1名確認し、これまでを合わせ55名に。

 

 症状は軽症が72名・無症状0名で重症者はいない。本日の72名のうち36名は市内の陽性患者との接触で、残り36名は感染経路不明。

 

 保健所では、72名の陽性者のうち、半分以上は20歳未満の若い世代の感染で、家族感染もあるが、市内高校の体育会系で複数校が集まり感染している。現在、高校など学校での集団感染の発表はしていない。

 

 これからの季節、陽気も良くなり外出も活発となるが、これまで同様に感染防止対策の徹底を呼び掛けている。

 

 52例目となる高齢者施設は職員2名が増え、職員8名と入所者4名の合計12名となった。クラスター関連の新規・収束はない。

 

 現在、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としているが、4月から検査と健康観察について一部業務の変更を行うとした。

 

 (1)陽性者の同居家族で濃厚接触の無症状者については、22日(金)から、委託を受けた医療機関で検査を実施するとして、検査を希望する人が発熱者相談センター(0120-510-010/24時間対応)に相談し、検査可能な医療機関を確認し、各自で医療機関に検査を申込む。症状のある人は、これまで同様にかかりつけ医、または相談センターへ連絡を入れる。

 

 本日27日は小学校1校・1学級が閉鎖中で、本日解除予定。

 

 建設部建設事業室維持課の40歳代と50歳代の男性職員の感染を確認。25日(月)に40歳代職員は発熱・咳・関節痛の症状があり、50歳代職員は倦怠感・咳の症状があり、両者とも26日(火)に医療機関を受診し、抗原検査を行い陽性が判明。

 

 最終勤務日は25日(月)で、勤務状況及び業務内容(道路維持作業)を踏まえ、来庁者に濃厚接触者はないと判断し、感染の可能性のある職員は抗原検査を行い、現在結果待ちで通常通り業務を実施。

 

 小樽市立病院では、10歳代男性洗浄スタッフの陽性を確認。25日(月)に咽頭痛・倦怠感・関節痛の症状があり、26日(火)に同院で抗原定性検査を行い陽性を確認。最終出勤日は23日(土)で以降は休務。診療業務は通常通り実施。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計63,443名のうち陽性者5,960名(再陽性者55名を含む)。陽性者のうち入院中14名・宿泊療養施設2名・自宅・施設療養293名・宿泊療養等調整中16名、陰性確認済等5,564名、死亡71名。

 

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