小樽市内新型コロナ 新規陽性59名、市職員3名感染

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月27日(水)に、市内5,961〜6,091例目(道内284,974〜285,032例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者59名を確認したと、28日(木)15:00に発表。再陽性者はいない。

 

 症状は軽症が59名・無症状0名で重症者はいない。本日の59名のうち41名は市内の陽性患者との接触で、残り18名は感染経路不明。

 

 52例目となる高齢者施設は入所者4名が増え、職員8名と入所者8名の合計16名となった。クラスター関連の新規・収束はない。

 

 現在、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としているが、4月から検査と健康観察について一部業務の変更を行うとした。

 

 (1)陽性者の同居家族で濃厚接触の無症状者については、22日(金)から、委託を受けた医療機関で検査を実施するとして、検査を希望する人が発熱者相談センター(0120-510-010/24時間対応)に相談し、検査可能な医療機関を確認し、各自で医療機関に検査を申込む。症状のある人は、これまで同様にかかりつけ医、または相談センターへ連絡を入れる。

 

 本日28日は、学校関連の感染者はなく、閉鎖中の学校もない。

 

 財政部資産税課の20歳代の男性職員の感染を確認。26日(火)に発熱と鼻閉の症状があり、27日(水)に医療機関を受診し、検査を行い陽性が判明。最終勤務日は22日(金)で以降休務。職場や来庁者に濃厚接触者はないと判断し、通常通り業務を実施。

 

 建設部建築指導課の30歳代の男性職員の感染を確認。26日(火)同居家族に風邪の症状があり、本人を含む家族全員でPCR検査を行い、27日(水)に陽性が判明。最終勤務日は22日(金)で以降休務。職場や来庁者に濃厚接触者はないと判断し、通常通り業務を実施。

 

 建設部建設事業室維持課の50歳代の男性職員の感染を確認。25日(月)に発熱・咳・倦怠感の症状があり、26日(火)に医療機関を受診しPCR検査を行い、27日(水)に陽性が判明。最終勤務日は26日(火)で、勤務状況及び業務内容(道路維持作業)を踏まえ、来庁者に濃厚接触者はないと判断。勤務場所の消毒作業は実施済み。

 

 同課職員5名のうち2名は27日(水)に感染を公表、同日、感染の可能性のある職員について抗原検査を実施。本日28日(木)に公表した1名の感染が分かり、残り2名については、1名が陰性、もう1名は結果待ちとなっている。

 

 市職員の新型コロナウイルス感染症の感染が確認された際の公表は、感染状況の変化や、感染予防対策の実施により業務に支障を来すことがなくなっていることなどから、今後、職員の感染により市民に影響が生じる場合以外は、報道発表や市HP掲載を行わないこととした。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計63,443名のうち陽性者5,960名(再陽性者55名を含む)。陽性者のうち入院中14名・宿泊療養施設2名・自宅・施設療養293名・宿泊療養等調整中16名、陰性確認済等5,564名、死亡71名。

 

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