おたる春祭り おたべるトクトクきっぷ販売 

 おたる春祭り実行委員会(中村全博実行委員長)では、コロナ禍に合わせた方法で、6月10日(金)〜26日(日)の17日間で第17回おたる春祭りを開催する。

 

 今年もステージイベントを中止するが、小樽の活性化を図るため、同まつりの目玉となる食い倒れ周遊券のおたべるトクトクきっぷを、祭りの開幕と同時に販売する。

 

 長い冬が終わり、春の花咲く5月恒例の春祭りとして、17年間開催を続けていた同まつりも、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一昨年は中止に、昨年は7月上旬にずれ込みイベントを縮小して実施した。

 

 同きっぷ取扱いは、宮井額縁店・おたる政寿司本店・小樽都通り商店街事務所。1セット3,000円で当初600セットを用意しているが、売り切れ次第、追加販売を予定。

 

 参加40店舗をAとBにグループ分けし、Aグループから1店舗、Bグループから2店舗を選び、限定メニューが味わえる方式。

 

 さらに同きっぷには、花園銀座・小樽都通り・サンモール一番街の各商店街で使える商品券が当たる、お楽しみ抽選会に参加できる応募券が付いており、必要事項を記入して所定の応募箱に投函するしくみ。

 

 協賛イベントとして、都通り商店街では毎週土曜開催の無農薬野菜市を行い、花園銀座商店街では、14日(火)〜16日(木)開催の水天宮例大祭に協賛した水天市を行い、JR高架から上方面を14:00〜22:00に通行止めして大道芸人などのイベント、ベンジー跡地ではビアーガーデンを開催し、ビールはもちろん、寒い日に対応したしかまの豚汁やおでんを用意。

 

 サンモール一番街商店街では、12日(日)14:00〜14:40に「花と名曲」いのち奏でるコンサート、25日(土)18:00からはレンガ横丁・ろまん横丁誕生祭を実施し、鏡開きや潮太鼓の打演を予定している。

 

 中村実行委員長は、「各店の常連さんはそれぞれの店で楽しんでもらい、一般の参加者はチケットを購入して美味しいものを味わい、ダメージのある飲食店を回ることで小樽の活性化に繋げたい」と期待を寄せている。