道写協小樽支部写真展 渾身の44点展示

 北海道写真協会小樽支部(髙橋俊弘会長)では、6月8日(水)~12日(日)、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリーを会場に、第19回道写協小樽支部写真展を開いている。

 

 昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となり、2年ぶりとなる同展で、会員9名のスナップ・ネイチャー・風景など44点の作品を発表。

 

 アマチュア写真のための同協会は、北海道の写真文化の発展と向上を目指し、道内29の支部がある。北海道写真コンテスト入賞を目標としている会員も多く、会員相互の親睦を深めながら日々研鑚し楽しんでいる。

 

 同小樽支部では会員減少が進み、現在12名となったが、それぞれの写真に対する思いで、日々ベストなタイミングを狙って撮影し、奇数月に開催される例会では作品を持ち寄り、互選して審査員からアドバイスを受けている。

 

 6月11日(土)の午後は、会友となった写歴50年の北宏保さんが当番役で、小樽芸術村で開催されたサンバカーニバルや仁木の秋まつりなど、祭りをテーマに5点を出展し、「コンテストを中心に写真を撮影してきたが、このような写真展では、ネイチャーの作品に足を止めて見入る来館者が多いと実感した。年に1度の支部会員の写真展。それぞれの撮影した思いや特色のある写真を見ていただければ」と話した。

 

 残雪の羊蹄山や早春の旭岳など、登山の趣味を生かした高橋さんの作品や、ルスツの夕方や小樽の穴滝などの風景写真を出展した新会員の二村かおりさん、一条周一さんの出港するフェリーやトド岩、高島岬を通過するフェリーを捉えた写
真が展示されている。現在、同会では会員を募集中。

 

 ◎小樽市 アーティストバンク〜北海道写真協会小樽支部(外部)

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