亡き母の意思を小樽市奨学資金基金へ!

 4月30日に91歳で亡くなった村井瑞子さんの家族から、小樽市教育委員会に奨学資金基金へ10万円の寄附の申し出があり、四十九日法要前日の6月16日(木)9:30から、市役所(花園2)2階市長応接室で贈呈式を行った。

 

 村井瑞子さんは、北海道中小企業家同友会小樽支部女性部会代表や小樽商工会議所女性会会長、国際ソロプチミス小樽会長を歴任し、思い出も多く市と深い交流もあった。

 

 亡き母の意思を引き継ぎ、将来の子どもたちのために役立ててほしいと、経済的な理由によって修学困難な生徒の学資金とする同基金に寄附するに至った。

 

 贈呈式には、長男の雅博さんをはじめ、長女夫妻・二女が出席し、迫俊哉市長からは感謝状が手渡された。

 

 迫市長は、「国際ソロプチミスト小樽会は解散の連絡があり、長年会長を務められていたので残念に思われていると思う。特に教育に理解をいただき、歴代会長にとてもお世話になったと報告してもらいたい」と感謝した。

 

 雅博さんは、「同基金は高校生のため基金に使うと聞き、高校生の援助になると嬉しく感じた」と話した。