臨時免許返納窓口 長崎屋小樽店公共プラザに開設

 小樽警察署(富岡1・本間博幸署長)では、高齢者を対象とした安全運転相談を兼ねた臨時免許返納窓口を、6月16日(木)と17日(金)の9:30〜11:30に、長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザに開設した。

 

 通常は、同署や札幌運転免許試験場で返納を受け付けているが、高齢者が多数利用する商業施設で、そろそろ返納を考えている人や運転に不安を感じている人などが、気軽に立ち寄れるようにと設けた。

 

 同署交通第一課企画・井上智雪係長と久下哲也巡査部長が対応し、初日は、2名が自主返納し、2名が高齢者の運転免許証更新手続きについて相談。

 

 自主返納した人はもちろん、免許証の更新を行わずに失効していても5年以内であれば、公的な身分証明書として使用できる運転経歴証明書の申請も臨時窓口で受け付ける。(申請してから受け取るまで40日ほどかかる)

 

 返納は無料だが、同証明書の申請には1,100円の手数料や写真も必要となる。

 

 返納し運転経歴証明書の申請をした男性は、「後期高齢者となる75歳の誕生日が来たら、自分で返納しようと思っていた。長崎屋内でできるととても便利だと思う」と話した。

 

 井上係長は、「交通事故防止の啓発と、返納を考えている高齢者は、この機会にぜひ行ってもらいたい。自主返納支援制度についても紹介もしている」と話している。

 

 今後、方法や場所について検討し、臨時免許返納窓口の開設を予定している。

 

 ○運転免許証の自主返納(外部)