北海道コカ・コーラボトリング 小樽市へ図書寄贈

 市立小樽図書館(花園2・鈴木浩一館長)では、北海道コカ・コーラボトリング株式会社(佐々木康行代表取締役)からの図書寄贈を受け、7月1日(金)11:00から同館2階視聴覚室で、同社エリアマーケティング本部・菊地昌博道南営業部長と伊深勝弘小樽営業課長が出席して贈呈式を行った。

 

 まちづくりと生涯学習を応援する同社は、2010(平成22)年から、同館正面玄関前設置の清涼飲料水自動販売機から、売上1本につき10円の図書の寄贈を始め、2021(令和3)年度(4月〜3月)は、図書14冊(19,530円相当)となった。今年の12回目と合わせ304冊(463,850円)にも及ぶ。

 

 菊地部長は、鈴木館長へ目録を手渡し、「コロナ禍ではあるが、何とか12回目の寄贈ができた。今後も定期的に行えるよう努力したい。自動販売機の売上が減少しているが、今後、売上が伸び、寄贈の本も多くなれば」と述べた。

 

 鈴木館長は、「コロナ禍で休館となったり、借りるだけしかできなかったが、少しずつ取り戻している。館内での水分補給も再開し、十分な水分を摂って過ごしてもらいたい。この取組みも12年目となり、300冊の本を寄贈され感謝している」と述べた。

 

 伊藤佳織司書は「今回の14冊は、今、まわりにあるものを整えて生かせば、毎日の生活がもっと楽しくなるかもしれない。美味しいご飯の作り方やからだの使い方、仕事の取り組み方、気持ちのよい暮らし方、ちょっとしたことから始めれることのヒントになれば」と話した。

 

 寄贈された本は、カウンター前に並べ本日から貸出を開始した。

 

 ◎北海道コカ・コーラボトリング株式会社(外部)

 ◎市立小樽図書館(外部)

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