雨にも負けず走るトロッコ! 小樽レールカーニバル

 

 

 旧幌内鉄道が全線開通140周年記念となる、今年・2022(令和4)年の海の日を含む3日間(7/16〜18)の10:00〜17:00に、NPO法人北海道鉄道文化保存会レールカーニバル実行委員会(清水道代理事長)では、旧手宮線でトロッコ乗車体験「レールカーニバルin小樽」を実施。トロッコには、GWに続き“140年記念”のヘッドマークを装着して運行した。

 

 17日(日)はあいにくの雨模様となり、午後から中止となったが、最終日の18日(海の日)は、曇り空の下、4台のトロッコがフル活動し、子どもから大人までが楽しんだ。

 

 小樽潮陵高校すけっと同好会は、3日間連続で協力する2名を含む13名が、同保存会17名のメンバーと小樽桜陽高校生徒会部5名、観光振興室他市役所関連6名とともに、トロッコの安全運行に協力した。

 

 事前予約のほか、当日の空き状況で乗車可能とし、20分間おきに4台のトロッコが運行。16日(土)は40組100名、17日(日)は午前中のみ21組49名が乗車し、清水理事長は、「コロナ禍前の状況に戻りつつある」と話した。

 

 係から丁寧な説明を受けた後、ブレーキの確認をして1台ずつ出発。コトコトとレールの上を爽快に進んだ。

 

 コースには2か所の踏切があり、最初の踏切を担当した同好会の田中聖悟さん(高1)は3日間協力し、「大きなこともなく最終日を迎えることができて良かった。車の通りが意外にあり安全に気を付けている」と話した。

 

 札幌在住の家族連れは、「乗りたいと思っていたので良かった」と話し、乗車を終えた3歳の男の子は「また乗りたい」と、気に入った様子だった。

 

 次回は、10月下旬を予定している。

 

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