第1回ユネスコスクールニコニコフェア 小樽市立高島小

 小樽市立高島小学校(高島5・篠崎大作校長)では、夏休みの7月26日(火)・27日(水)に、従来の夏休みニコニコ教室に、ユネスコスクールの英語プログラムを加えた、第1回ユネスコスクールニコニコフェアを開催した。

 

 同スクールは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理想を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校で、豊富な自然と歴史的遺産をもとにした「ふるさと教育」を軸に、環境・人権・平和・福祉・国際理解・地域伝統文化・文化遺産をテーマとしている。同校は、2013(平成25)年6月に、市内で初めて同スクールに認定された。

 

 新型コロナウイルス感染症対策のため2日間に分け、26日は、1・3・5年生16名が、27日は、2・4・6年17名が参加し、ALT5名と小樽ユネスコ協会員10名・北照高校学校サポートボランティア2名が対応した。

 

 小樽ユネスコ協会・原田祥二会長が、「5人のALTの先生と英語で遊び、怪我のなにように楽しく過ごしましょう」と挨拶。

 

 同協会員でもある迫俊哉市長は、「ユネスコ協会は、世界平和のために活動している。ニコニコフェアを楽しみながら英語を学んでほしい」と述べた。

 

 参加した児童は、「英語を習ったことがあるので楽しみ。英語の勉強になるので頑張りたい」と楽しみにしていた。

 

 ゲームはALTが企画し、英語のカード10枚とじゃんけんを使った「じゃんけんどう」や、「おおかみさま、今何時?」など、体を動かすゲームで盛り上がった。

 

 次に、ALTの任期が終了したブランドンさんが、絵本「カメレオンととんぼ」の読み聞かせを行い、児童は、飛び出す絵本に興味津々で熱心に聴いていた。

 

 2冊目は、ベテランALTのアンディさんによる読み聞かせで、母親がいろいろな場所を探すストーリーの「Where’s Spot?」(スポットはどこかしら?)の絵本。

 

 最後は、じゃんけんをして負けると勝った人の後ろに繋がっていく「じゃんけんトレイン」で、ALTとも打ち解け合い、児童たちも夢中になっていた。

 

 ALTによる児童たちの勉強を手助けする時間も設けられ、アンディさんは、「2日間楽しかった」と、児童たちとの交流を楽しんだ様子だった。

 

 ◎小樽市立高島小学校(外部)

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