小樽の自然や建造物テーマに! 子ども木工アートスタジオ

 NPO法人小樽青少年科学技術の芽を育てる会が、8月11日(木・祝)10:00から、市立小樽美術館(色内1)研修室で、まちかど子ども木工アートスタジオ2022夏を開いた。

 

 午前と午後の部ともに12名が参加し、美術館の展示物を鑑賞してから、小樽の自然や建造物をテーマに、電動ノコやヤスリを使って木工工作に挑戦。講師は、旭司益氏が務め、キツツキの会4名が協力した。

 

 建造物には、建物やモニュメントも含まれ、それぞれのイメージを膨らませて、未来の小樽にあったらいいなと思う世界にひとつだけの作品づくりに精を出した。

 

 厚さ9mm・縦220mm・横150mmのシナベニアと、3種類のヤスリ・サンドペーパーが用意され、電動ノコの使い方も学んだ。

 

 初めて使用する子どもも多く、電動ノコの使い方を詳しく説明した後、実際に使って練習してから本番に入った。それぞれに、鹿や鮭などの生き物や学校などの建物の制作に取り掛かった。

 

 笠光琉君(小3)は、「初めて電動ノコを使った。縦に切るところが難しかった。幸小学校を作り思い通りにできた」と満足していた。

 

 姉の結菜さん(小5)は、「鹿を作り角は枝で作った。目はくぼみを作り、そこにビーズを埋め込む予定。形をくり抜くところが難しかったが、かわいらしくできた」と話した。

 

 旭氏は、「面白い発想が沢山あり、素晴らしい作品ばかり」と絶賛した。

 

 夏のワークショップに併せ、大人から子どもまで楽しめる小樽発のキッチンカーが色内広場に登場。

 

 本日は、coffee&gelato SUN (塩谷・佐藤里采)が10:00〜16:00に、小麦粉や卵、乳製品も含まないオーガニックジェラートなど6種類のジェラートや、コーヒー・紅茶・オリジナルミルクティー「SUNTEA」を提供。

 

 星田七重学芸員は、「イベントとセットで、美術館のイベントに相応しい雰囲気に合っているキッチンカーを、色内広場に呼んだ。美術館と上手くリンクできれば」と話している。

 

 館内ミーティングルームを開放し、キッチンカーで購入した商品を黙食で利用できる。

 

 14日(日)は木工ワークショップとくるくるレインボ—作り、キッチンカーはcoffee pocket TIMEで、シフォンケーキやコーヒーの販売。

 

 9月19日(月・祝)は、センサリーボトル作りを予定し、キチンカーにじゅうまるカフェが登場し、10:00〜16:00にドーナツなどを販売する。