小樽駅前ビル創業50周年記念 現金・教材等を寄贈

 小樽駅前ビル株式会社(浅村公二代表取締役)では、創業50年を記念して、市立小樽美術館に現金30万円、市内小学校17校に教材等(1,729,712円相当)を寄贈し、8月29日(月)16:45から、市役所(花園2)2階市長応接室で贈呈式を行なった。

 

 教材等は、本やサッカーボール・電子ミシン・ワイヤレスマイクなど、教育委員会を通じて、それぞれの小学校で必要な物を聞き、要望に応えた品が贈られている。

 

 浅村代表取締役から迫俊哉市長へ目録を手渡し、小樽市からは、市表彰規則による篤志者表彰として表彰状が贈られた。

 

 同社は、小樽駅前の3棟(駅前第1ビル・駅前第2ビル・新小樽駅前第3ビル)の管理業務や駐車場の運営業務を中心とし、浅村代表取締役は、駅前第1ビル周辺地区再開発準備組合の理事長も務めている。

 

 10年毎の記念の節目に寄贈を続け、創業10周年には青少年科学館にロボット、20周年には消防署にトランシーバー、40周年は歴史的建造物基金への寄附を行っており、創業50年を迎えるにあたっては、小樽の歴史・文化の発信拠点である美術館の運営、および小樽の未来を支える児童が充実した学校生活を送れるよう思いを込めた。

 

 浅村代表取締役は、「子どもたちのために町づくりをしたい。子育ての拠点となるような施設にし、子どもの未来は小樽の未来、子どもが明るく元気になる手助けをしたい。

 

 新しく作るビルの中には、防災も含めて避難するスペースには3日間の保存食を確保し、手洗いにも利用できるよう設けたい。JR駅から港が見える町の景観を活かし、ぜひとも皆さんがゆったりできる空間を設けられるよう協力したい」と話した。

 

 迫市長は、「再開発の兼ね合いもあり、早めに前に進めたい。」と答えた。