小樽朝里郵便で特殊詐欺被害未然防止 局員に感謝状

 特殊詐欺被害を未然に防止したとして、功労者である朝里郵便局勤務の堀内悟局長代理と亀田綾乃主任の2名に、8月25日(木)11:00から、本間博幸小樽警察署長と北海道警友会・白井登小樽支部長から感謝状が贈られた。(写真提供:小樽警察署)

 

 8月8日(月)、同局窓口を良く利用している70歳代女性客が、口座振込のため来店。対応にあたった堀内さんと亀田さんが、振込目的を尋ねたところ不信に思い、さらに詳しく話を聞くうちに特殊詐欺被害を疑い、女性客の振込を阻止し被害を未然に防止することができた。

 

 女性客は、高齢者保護施設の名義貸しに関する内容で、自宅に数回見知らぬ人から電話がかかってきて、身に覚えのない契約会社から名義の権利を破棄するためにも、送金して履歴を作る必要があるなどと言われたという。不安になっていた女性客が同局に相談し、安心してもらうためにも、堀内さんが同署生活安全課に連絡を取り、詐欺であることを警察官から説明してもらった。

 

 堀内さんは、「日頃から、局内では高齢者の方に送金額の大小に関わらず、一言声掛けをするようにしている。今回は、お客様の大切な財産を守ることができて良かった。いざ自分の身に降りかかると不安になる」と話した。

 

 本間署長は、日頃より心がけている熱心な対応に感謝した。

 

 ゆうちょ銀行では、HPに金融犯罪の注意について・振込め詐欺等の犯罪事例について掲載し、詐欺被害の注意を呼び掛けている。

 

 ◎ゆうちょ銀行HP(外部)

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