安ケ平君・佐久間君 柔道全国大会へ向け小樽市表敬訪問

 9月18日(日)に東京武道館で開催される、2022(令和4)年度マルちゃん杯全日本少年柔道大会出場が決まった札幌手稲柔道少年団所属の安ケ平慎太朗君(銭函中3年)と佐久間将汰君(銭函中1年)が、吉田智法監督と共に、2日(金)16:30から小樽市を表敬訪問し大会出場の報告を行った。

 

 同柔道大会は、団体戦(5名)で競う大会でレベルが高く、この全国大会出場を目標としている選手も多く、甲子園的な大会。

 

 同少年団は、現在小中学生約35名が所属し、手稲の体育館で、月・水・土曜日の週3回練習に励み、7年ぶりに全国大会への出場を決めた。

 

 全国7つの地域で予選会が開催され、北海道は7月17日(日)に北見体育センターで開かれ、中学生男子の部では全道39道場が出場した。

 

 1回戦目はシードで、2回戦目は5対0で勝ち、3回戦目は4対1で勝ち、4回戦目の準々決勝では、優勝候補と対戦し0対2で負けてしまったが、敗者復活戦で4対1で勝ち、5位の結果となり、6位までが全国大会の切符を手にした。

 

 吉田監督によると、安ケ平君と佐久間君は、中体連後志大会で優勝するなど実力の持ち主で、全国大会へ出場する5名は同少年団の中から選ばれた。

 

 安ケ平君は、5人制の大将で、身長180㎝・体重107㎏の恵まれた体格を活かした得意技は、大外刈りと内股で技の破壊力が強み。相撲部屋からスカウトされるほど注目されている。

 

 佐久間君は、陸上部に入部し長距離選手として練習を続け、柔道にも活かそうと励んでいる。5人制では先鋒で得意技は内股。技の切れが良い。小学生5年生の時に全道大会で優勝し、翌年6年生で全国大会出場権を得ていたがコロナで中止となった。

 

 2人は共に全国大会出場が初めてとなる。

 

 小山秀昭副市長は、「全国大会へ進み頼もしく誇りの思う。他の選手と一緒に楽しんで友だちも作り、良い成績目指して頑張ってください」と激励した。

 

 吉田監督は、「良い成績を残してくれた。全国大会出場は、一生の財産となる。団の中にライバルがいたりそれぞれに努力してきた」と話した。

 

 安ケ平君は「中学最後の全国大会なので、気合を入れて頑張りたい」と述べ、佐久間君は「一本勝ちしたい」と意欲を示した。

 

 9月17日(土)に出発、18日(日)の大会で、男子中学生の部には道内6チームを含む48チームが参加する。

 

 ◎マルちゃん杯少年柔道大会(外部)