3年ぶり小樽アニメパーティー開幕 コスプレヤー集合!

 

 

 

 9月3日(土)11:00から、サンモール一番街商店街や都通り商店街などを会場に、3年ぶりとなる小樽アニメパーティー2022が開幕。

 

 2014(平成26)年から始まった同イベントも今年で7回目となり、小樽の街中には、久しぶりに個性溢れるコスプレヤーが集い、道行く人々の目を楽しませた。

 

 都通り商店街には、車のボディにアニメなどのキャラクターが描かれた「痛車」19台がずらりと並び、その横を、手作りの全身衣装を纏った仮面ライダー01などのコスプレイヤーが行き交い、普段と違った光景に。

 

 ゆりちゃん(7)と従妹のはなちゃん(6)はプリキュアの衣装で参加。既製品と手作りの両方でばっちり決め、手作りした母親は「子どもたちも喜んでくれている」と満足していた。

 

 同商店街ぎんざ隣の空店舗では、小樽アニメパーティー特設展示会場を設置して、小春六花のイラスト展や小樽出身の漫画家・夜田あかりさんの複製原画展をはじめ、小樽を舞台にした漫画「聖樹のパン」作画・たかはし慶行さんが、同イベントのために特別に描き下ろした原画約30枚と漫画の表紙なども展示している。

 

 3年ぶりの開催とあって、スタッフも聖樹のコスプレやワンピースの歌姫ウタ・海軍本部元師・赤犬のコスプレ姿で、イベントを盛り上げていた。

 

 今年から「オタプラ展示会(小樽でプラモデル展示会)」と改名し、プラモデルファンには魅力的なプラモデルの展示会を開催。初日には約500名が参加したと運営本部が発表。

 

 特設ステージでは、15:00からアニパビンゴ大会が開かれ、大勢のコスプレイヤーや一般客が参加して賑やかに行われた。

 

 バーチャルユーチューバーにじさんじのキャラクラ—、リゼ・ヘルエスタ、アンジュ・カトリーナ、戌亥のコスプレ3人組のうち2人は、第1回のアニメパーティーから参加しているお馴染みさんで、「コロナが続いているが、交流できるイベントで他の人のコスプレを見られて楽しい。撮影できる場所を回り楽しんでいる」と話した。

 

 小樽市共同募金委員会ブースも開設し、200円以上の募金で初音ミクの缶バッチやファイルなどコラボグッズを進呈。

 

 文学館会場屋内では、小樽・札幌ゲーセン物語ミニと学生のイラスト作品展や、文豪転生シュミレーションゲーム「文豪とアルケミスト」とのタイアップ企画「小樽に残した文豪の足跡2 懐かしい人々」を開催。

 

 同館屋外では、後志管内で町おこしコスプレイベントを開催しているサブカルサークルSPICEとオタ☆マニのコラボ企画として、梟の戦騎カントステージやオタクルーズステージを開催した。

 

 初のアニソンイントロクイズ大会では、4人ずつ5つの問題で3ブロックの予選を行い、予選を勝ち進んだ3名が決勝で戦ったところ、札幌在住のリーダーさんが優勝し、「ヲタククルーズカバーライブや、アニメを見た作品などから出題され答えることができた」と優勝を喜んだ。

 

 ステージ横では、同SPICEが屋台を出店し飲食スペースも設置。ニセコや羊蹄山周辺、赤井川などの後志産食材を使い、鮭かまや鮭アラ汁・かぼちゃもち・焼きそばなどを提供。メイドやコスプレイヤーが接客しイベントを盛り上げていた。

 

 今年最終巻となったゴールデンカムイの杉元佐一・尾形百之助・花沢勇作のキャラクターのコスプレヤーも登場し、「町が古くて景色も綺麗。運河で撮影を楽しんだ」と話していた。

 

 4日(日)も同じ内容で開催され、12:00からはサンモール一番街で、特別ゲストの声優・青山吉能さんによるスペシャルトークステージを予定している。

 

 ◎小樽アニメパーティー 公式ホームページ(外部)

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