JICA海外協力隊山崎さおり氏 小樽市長表敬訪問

 2022(令和4)年度2次隊JICA海外協力隊として、独立行政法人国際協力機構(JICA)が、小樽在住の山崎さおりさん(29)のエジプト派遣を決め、9月16日(金)11:30から市役所(花園2)2階市長応接室で、JICA北海道(札幌市中央区)の石丸卓所長と同市民参加協力課国内協力員の小黒綾さんと共に表敬訪問して報告を行った。

 

 埼玉県戸田市出身の山崎さんは、月形町出身の父と銭函出身の母を両親に持つ。埼玉大学を卒業し、埼玉市立三室小学校で5年間教職員として勤務。

 

 2020(平成2)年に、JICA海外協力隊としてモンゴル派遣の予定がコロナ禍で延期となり、特別支援学校や中学校などでの勤務を続け、今年7月に戸田市の小学校を退職。アレクサンドリアへの海外協力隊員になるため、家族が住む銭函へ引っ越し現在は小樽市民。過去にカンボジアへツアー経験がある。

 

 2022(令和4)年10月29日(土)〜2024(令和6)年10月28日(月)の2年間、エジプトのアレクサンドリアのEgyptian Japanese School(EJS・日本式教育を取り入れて教育活動を行うことを目的に設立された小学校)に体育隊員として勤務し、日本式の日直・掃除・学級活動などを取り入れ、日本式の授業普及を図る。

 

 迫俊哉市長は、「限られた期間、いろいろなことを吸収して充実した2年間を過ごし、帰国後は話を聞かせてもらいたい。元気に行ってきてください」と激励した。

 

 山崎さんは、「7年間小学校で働き、子どもたちの協調性のあるところを見てきた。人と人が分かり合えることは難しいが、日本の学校では、人に寄り添いどう考えるか話し合うことが重要で、運動会をみんなで作り上げる。自分の意見を言えるエジプトの国民性の良い所なども、帰国したら日本の子どもたちに還元したい」と抱負を語った。

 

 海外協力隊は1965(昭和40)年からスタートし、現地の人たちと2年間を過ごし、北海道ではすでに2,700名が活躍。これまで、小樽では67名が協力隊として派遣され、道内4番目に多い。コロナ禍で、2020’令和2)年3月から昨年まで2,000名が引き上げた。

 

 現在、北海道から14か国に19名が派遣され、今回新たに道内から6名が協力隊となり、山崎さん他1名も道内からエジプトに派遣が決まっている。

 

 ◎JICA海外協力隊(外部)

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