全国的に寒い日 小樽に今季一番の冷え込み

 10月も残すところ1週間となり、全国的に寒い日となった10月25日(火)は、小樽でも6:18に、11月中旬並みの1.1℃まで下がり、今季一番の寒さとなった。

 

 日中は快晴が続き太陽がずっと顔を出し、13:58には気温も10.5℃まで上昇。風もなく冬支度日和となった。

 

 札幌管区気象台によると、「上空に冷たい空気が入り、天気が良かったため、地上面の熱が奪われる放射冷却現象の影響が寒さの要因だ」としている。

 

 全道173の観測地点で、一番冷え込んだのは宗谷地方の沼川で、6:17に-6.3℃を観測し、12月上旬並みの冷え込み。氷点下を観測したのは173地点のうち106地点もあり、167地点で、11月上旬から下旬並みの5℃未満の最低気温を観測。札幌国際スキー場方面の山々にも、雪化粧している様子が確認できた。

 

 札幌管区気象台では、初冠雪に関して道内7つの山を観測している。利尻岳・旭岳・斜里岳・雌阿寒岳・手稲山の5つはすでに初冠雪し、残る函館山・鷲別岳(室蘭岳)はこれからとなる。

 

 明日26日(水)にかけても、上空の寒気が抜けている最中で、天気の良い状態も続き、日が上る前に気温が低くなり、予想値は3℃、もしくはそれ以下に下がる可能性もある。明後日27日(木)にかけ平年よりも気温が低い状態が続く見込み。

 

 27日(木)〜29日(土)にかけて天気が悪くなるが雪には至らない予想で、今後、徐々に雪の可能性が高まってくる。初霜も初氷も、今年は平年もしくは早く観測しているという。

 

 ◎2022年10月25日の北海道の最低気温低いほうから(アメダス)