zoom家事家計講習会に26名参加 小樽友の会

 毎年秋の恒例行事として家事家計講習会を開催している小樽友の会では、コロナ禍で集まることができない中、開催方法を模索していた昨年に続き、11月9日(水)14:00〜15:30にzoomを使ったオンラインで開催。

 

 鹿児島の会員をはじめ、帯広・ニセコ・小樽の会員と非会員26名が参加し、「家計簿記帳で見えてくる!活きたお金の使い方」をテーマに、会員が講師も務め、様々な角度で実施された。

 

 日本で廃棄される食品は年間522万トンで、このうち家庭から出るのはほぼ半分の247万トンで、国民1人あたり1日に軽く茶碗1杯分の113gを捨てているという食品ロスについて説明した。

 

 食品ロスを減らすためには、冷蔵庫にあるものを確認して買い物に行ったり、食べる分だけ作る、野菜は生のまま冷凍するなど、意識することで減らすことに繋げるを工夫を伝授した。

 

 今年の夏休み7月25〜8月20日の27日間に、37人が参加して電気使用量を調べ、台所にいる時は居間の電気を消す・見ていないテレビを消す・早く寝るなど、気をつけることで電気料を減らすことができると、SDGsな暮らしを目標にエネルギーの使い方について学んだ。

 

 2人息子の4人家族で教育費にかかる時期を家計簿記帳で知り、親も子も教育費について一緒に考えながら、我が家に丁度良い予算を立て乗り切るやりくりの事例や、50歳代の娘と同居している80歳代女性の「どんなときも前を向いて多くの友と共に」と題した、家計簿記帳を紹介しながら、家計簿記帳を付け始めた経緯を語り、様々な出来事を乗り越え人生を振り返った。

 

 「その年代々で家計簿記帳には意味がある。教育費はすごく伝わってきて、説得力のある話だった」「家計簿記帳は、改めて数字を通して、連ねていく温かみを感じ思い出になる」など、参加者からの感想が話され、様々なテーマについて考える機会となり、有意義な時間を過ごした。

 

 家計簿の付け方を知りたい・予算を立てたいなど、家計簿に対する質問に答える家計簿ひろばを、11月16日(水)・21日(月)10:00〜12:00、希望に合わせて対面又はオンラインで開催する。 申込・問合せはTEL・FAX(0134‐23‐0923、月・水・木9:30〜15:00)小樽友の会。

 

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