第1回インターナショナルコンベンション 空手で好成績

 インターナショナル王者をめざして奮闘するIBKO(国際武道空手道連盟)極真会館主
催の第1回インターナショナルコンベンションが、11月13日(日)に国立代々木競技場
第2体育館で開かれた。

 

 国内選手はもちろん、海外からの強者も出場してしのぎを削る大会で、小樽市内の実戦格闘空手道場「雅」(佐藤雅美師範)所属の潮見台小学校6年・佐々木絆吾(よきあ)さんが、組手小6男子43㎏未満で優勝を果たし、同所属の西陵中学校3年・佐藤夢玲さんが、組手U15女子52㎏以上で2位の成績を収めた。

 

 幼稚園の年中から空手を始めた佐々木さんは、小学1年生の時に初めて全国大会を経験し、今大会は、6年生としては初の大会となった。1回戦・2回戦は1本勝ち、3回戦・4回戦は技ありで優勝を掴んだ。得意技は上段回し蹴り。

 

 佐々木さんは、優勝した気持ちを「嬉しかった」と話し、「12月にも全国大会を控えていて、良い成績を収めたい」と、今後の目標について意気込んだ。

 

 佐藤師範は、「無口だが、言われたことをきちんとするまじめな性格で、しっかり練習し下の子どもたちを引っ張っていく存在」と話し、「いつも通りにやってくれればと思う」と激励の言葉をかけた。

 

 一方、北海道では負け知らずの佐藤さんは、3歳から空手を始めて着実に実力をつけ、小学6年生でスランプに陥るも、負けずに練習に励みトップレベルをキープしている。

 

 今大会は3回戦目の決勝戦で判定負けとなり、全国2位の不本意な成績となり、「試合時間2分間、スタミナが保たなかった」と、残念な表情を見せた。得意技は左下つき。

 

 今後の目標を「いつも負けている同年の全国チャンピオンに勝つことが目標」と話した。

 

 今年4月に市長表敬訪問を行った佐藤さんは、「全日本の予選大会では優勝するつもりで戦う」と述べ有言実行で優勝し、11月20日(日)の国立代々木体育館で開催のJKJO日本ジュニア空手道選手権大会に出場を決めている。

 

 佐藤師範は、「佐々木君と同じで、いつも通りにやってくれればと思う。大会に出場
する選手は十分すぎるほど練習しているので、それを大会に出してくれれば」と話した。

 

 同道場雅では、佐藤さんも含め、20日(日)のJKJO日本ジュニア空手道選手権大会に中学生3名が出場し、12月18日(日)愛知県豊田市で開催の第10回全日本ジュニアチャンピオンシップには、佐々木さん・佐藤さんを含めて7名が出場を予定している。

 

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