OMO5小樽 冬はこたつで運河クルージング

 星野リゾート(星野佳路代表)が全国に展開する都市ブランドで、地域と一体となって街を楽しみ尽くす旅を追求しているOMO(おも)5小樽 by 星野リゾート(沖拓人小樽総支配人)はで、12月1日(木)から宿泊客を対象に、合同会社小樽カナルボートが運営する小樽運河クルーズにこたつを設置して運航する、小樽運河こたつクルージングを開始する。

 

 運航開始に先立ち、11月28日(月)15:30からプレス発表会を開き、沖総支配人は、「カナルボートと協力し、夏はビール、秋はワインを企画し好評だった。

 

 小樽クルージングの利用客は年間約16万人だが、冬は2割ほどに落ち込んでしまうため、大きな課題である寒さを解決しながら小樽の魅力を伝えていこうと、こたつクルージングを実施する。

 

 小樽ゆき物語や小樽雪あかりの路などもあり、温かいニシンのブイヤベースと地元のワインと小樽の魅力をぎゅっと詰め込んだ。ぜひ小樽の景色を楽しんでもらいたい」と挨拶した。

 

 冬期間のクルージングは、寒さ対策のためシートにヒーターを入れているが、その上にこたつ布団とテーブルをセットし1隻に4台のこたつをセッティング。定員16名。

 

 12月1日(木)〜2023(令和5)年1月31日(火)17:00〜17:40、2月1日(水)〜3月31日(金)18:00〜18:40で、夜景を楽しめる時間帯に設定。

 

 乗客は、こたつに温まりながら地元のOSA WINERYの白ワインと、後志の魚介類とじゃがいもなどの野菜を使ったブイヤベースにバゲットを添えた食事を味わい、小樽ゆき物語の青の運河のイルミネーションと雪景色を堪能できる。1名4,400円(税込)。

 

 試乗会では、中央橋から浅草橋をUターンして戻る10分ほどの乗船を体験。あいにくの雨だったがホロが雨をカバーし、ぽかぽかのこたつに入って熱々のブイヤベースを味わいながら、青の運河のイルミネーションを楽しんだ。

 

 試乗した男性客らは、「素晴らしい取り組みで特別な体験が良いと思った。小樽に来た知り合いに紹介したり、一緒に乗ったりしてみたい」と話し、他の男性は「OMO5が旧商工会議所をリニューアルし、今回も運河を使った新しい取り組みで、とても面白い企画だと思う」と興味を示した。

 

 同小樽では、小樽ならではのオルゴールをテーマにした、小樽オルゴールクリスマスを開催し、小樽オルゴール堂本館(住吉町4)から取り寄せた、クリスマスソング20曲を奏でるオルゴール100個を、クリスマスツリーのオーナメントとして飾りつけ、様々なパーツを飾るオリジナルオルゴール製作コーナーや、オルゴールサンタなども企画している。

 

 ◎星野リゾート〜OMO5小樽(外部)

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