小樽市全国瞬時警報システム(Jアラート) 受信機故障

 12月8日(木)、小樽市市役所本庁舎(花園2)に設置の全国瞬時警報システム(通称:Jアラート)受信機器に故障が見つかったとして、総務部災害対策室が同日に発表を行った。

 

 通信衛星と市町村の防災行政無線などを利用し、国から住民へ瞬時に緊急情報を伝達するシステムで、小樽市では、災害情報を市内38箇所に設置している防災無線と連動して機動させ、指定避難所にも情報を流すなど、地震・津波・武力攻撃などの発生に備えている。

 

 8日8:00過ぎに同室職員がモニターの異常に気づき、消防庁国民保護室からの障害通知メールを確認。障害発生時刻は12月8日午前3:00と特定した。

 

 9:00頃に機器保守業者に連絡し、早急な対応を依頼。11:00に同保護室へ状況を報告。19:40現在も復旧には至っていない。

 

 受信する機材が故障し受信できない状況で、大規模な地震等の災害や弾道ミサイル発射情報があった場合、防災行政無線からの自動放送及び登録制メールの配信ができない状態となっている。

 

 できるだけ早期復旧をしたいが、現在、電子部品が品不足している状況でもあり時間がかかる見込み。復旧の際は速やかに発表するとした。

 

 復旧前に万が一災害が発生した場合は、携帯電話向けの緊急速報メールやテレビ・ラジオ等で情報収集するよう呼びかけている。

 

 ◎全国瞬時警報システム(Jアラート)受信機の故障について(外部)