最深積雪31cm 真冬日続く小樽

 今年も残すところ2週間あまりとなった12月16日(金)10:00の小樽は、14日(水)から上空に真冬並みの強い寒気が流れ込んで居座っている影響で、連続的な降雪となり、今シーズン最深積雪の31cmを観測した。

 

 14日(水)には、気温も今シーズン一番の寒さの-8.5℃を観測し、15日(木)は-6.2℃、16日(金)の5:16にも-6.7℃を観測し、最も寒い時期を下回る気温となり、一日中氷点下の真冬日が15日(木)から続いている。

 

 11月は真冬日だった日がなかったが、12月に入って15日(木)までに4日間も真冬日があった。

 

 北海道内173の観測地点では12月下旬から1月上旬並みの気温となり、7:00台に一番寒かったのは胆振地方の穂別で-14.1℃を観測し、-10℃以下の最低気温を観測した地点は28地点もあり、厳しい寒さが続いている。

 

 札幌管区気象台では、冬型の気圧配置で小樽上空にも雪雲が入っていたが、徐々に上空の寒気も少しずつ抜けつつあるとのこと。

 

 17日(土)は、一時雪雲が流れ込まず、低気圧も北海道の南側を通過するため、南から暖かい湿った空気が入り、冬型の気圧配置も緩むが、18日(日)の後半には低気圧も千島付近に抜け、現在と同じ冬型の気圧配置となり、再び雪が降りやすくなる。

 

 21日(水)くらいから変わり、沿海州ロシアから低気圧が通過し、22日(木)には気圧の谷が通過するため、雨やみぞれになる可能性があるとのこと。

 

 16日(金)10:15には、石狩・後志地方に風雪と波浪注意報が、石狩・空知地方に大雪やなだれ注意報が発令されている。

 

 ◎2022年12月16日の北海道の日最深積雪深いほうから(アメダス)

 ◎2022年12月16日の北海道の最低気温低いほうから(アメダス)