スマホ教室in小樽で位置情報共有アプリを学ぶ 入船六三町会

 スマホ教室in小樽の町内会実行委員会(松代弘之実行委員長)では、2月19日(日)開催の第10回国際スポーツ雪かき選手権大会(スポ雪)の会場となっている入船六三町会の会館(入船2)で、札幌学院大学まちおこし研究会(細川拓真代表)の学生が講師を務めスマホ教室を開き、位置情報を共有するアプリの紹介と併せ、スポ雪のスケジュール確認と改定した競技ルールを説明した。

 

 スマホ教室で松代代表が、災害時の避難後に家族の位置情報が分かったり、高齢者の見守りに活用できるアプリについて説明を行い、その中のひとつCOCOIL(ココイル)を取り上げて登録を行い、スマホ教室の参加者でサークルを作り、さっそく作動させて外へ出て、サークルのメンバーの位置がどのように表示されるかを体験。

 

 スポ雪については、これまでも公平な審査が課題となっていたが、10回目から、これまでの活動量が計れる万歩計の装着による消費カロリーに加え、どれだけ綺麗に雪かきしたかの出来栄え点とコース難易度を加点するとした。

 

 出来栄え点は、スタッフが雪かきコースの状況を事前に把握しておく必要があり、雪かきによりどれだけ道幅が確保されたか、2人が並んで通れる幅なのかすれ違う難しさなどと、雪かきした後の路面が綺麗になっているか残った雪の量に応じて配点する。

 

 跳ねた雪の状態が、コースのほとんどで肩より上に雪が積まれている、通路の側壁がスコップで削り取られて垂直に立っている、側壁上面が平らに削られていると加点され、コースが長かったり斜度がきつくて難易度が高い場合も加点される新ルールを決めた。

 

 同会場周辺の当日のスケジュールも説明し、会館で準備するものや町会メンバーに当日の審判員を依頼するなどの打合せも行った。

 

 小野旺規スポ雪大会本部長は、「何度も打合せして考え完成した新ルール。本来の目的から外れつつあったため、綺麗に雪かきして地域の人に喜んでもらいたい」と、新ルールに期待した。

 

 スポ雪会場は、入船六三会場周辺と松ヶ枝中学校周辺、北陵中学校周辺の生活道路で、参加申込は1月31日(火)まで。現在、約20チームが参加予定。

 

 2月4日(土)に六三町会会館、5日(日)に石山町会会館で、いずれも9:00からリハーサルを予定している。

 

 ◎国際スポーツ雪かき選手権(外部)

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