小樽市表敬訪問 空手道場雅3選手全国大会で好成績

 実践格闘空手道場雅(佐藤雅美師範)門下生で、小樽市立西陵中学校3年の佐藤夢玲さんと小樽市立潮見台小学校6年の佐々木絆吾さん・小樽市立潮見台中学校3年の佐々木綸吾さんの兄弟が、複数の全国大会で好成績を収めた報告を兼ね、2月1日(水)16:30から小樽市役所(花園2)を表敬訪問した。

 

 佐藤さんは、10月2日開催のJKJO王者決定戦2022中学2・3年女子50㎏以上の部、11月13日開催の第1回インターナショナルコンベンションU15女子52㎏以上の部、12月18日開催の第10回全日本ジュニアチャンピオンシップ中学2・3年生女子重量の部でいずれも準優勝した。

 

 中学生最後となる今年3月、東京で全国から強者が集まる全日本大会があり、昨年2・3年生の部で3位の悔しさをぶつけ優勝を狙い、「準優勝で嬉しいが、目指すのは優勝なので悔しい。これからも世界一を目指している」と意気込む。

 

 弟の佐々木(絆)さんは、11月13日開催の第1回インターナショナルコンベンション小6男子43㎏未満の部で優勝。年中から空手を始め、小学校1年で全国大会を経験。この大会ではすべて完璧な技で駒を進めて優勝し、「もっと強くなって、大きな大会でがんばりたい」と意欲を示した。

 

 佐藤師範は、「体は小さくても、日本一になれることを道場生に示してくれた」と称えた。

 

 兄の佐々木(綸)さんは、10月2日開催のJKJO王者決定戦2022中学2・3年男子47㎏未満の部で3位、11月20日開催の文部科学大臣杯第16回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会中学2・3年男子47㎏未満の部でベスト8の成績を収めた。

 

 4種競技で活躍する陸上選手でもあり、「全国で入賞できたのは初めてだったので嬉しいが、もっと上を目指したい気持ちもあり、1つ年下の子に負けて悔しい。中学生最後の3月の大会は、優勝を狙いたい」と話した。

 

 迫市長は、「上の大会を目指して練習した結果。小樽から世界的に活躍できる人が現れると嬉しい。ぜひ世界で通用する選手になってほしい。強くなれるよう祈っている」とエールを贈った。

 

 佐藤師範は、「日本一だろうが世界一だろうが、過程なので優勝しておめでとうと思うが、翌日からは次に向け気持ちを切り替えて頑張らないと勝てない。他にも優勝する子が出てくると期待している」と話した。

 

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