小樽で開催!日本ハムファイターズジュニアアカデミー野球教室

 2月5日(日)10:00から小樽市立高島小学校(高島5)体育館で、北海道日本ハムファイターズ小樽後援会(廣瀬保男会長)・株式会社村岡(村岡亘代表取締役)・北小樽BEAST野球少年団(村岡団長・遠山雅之監督)主催の北海道日本ハムファイターズジュニアアカデミー野球教室が開催された。

 

 同アカデミー所属の元プロ野球選手・村田和哉さんと吉田侑樹さんがコーチを務め、10:00〜12:00は年中〜小学1年生の21名が、13:00〜15:00は小学2〜小学4年生14名が参加。北小樽BEAST野球少年団OBも助っ人として協力した。

 

 同アカデミーは、未来への大きな夢を持つ子どもたちとの触れ合いの場を積極的に創出し、2003(平成15)年から野球教室を立ち上げ、野球技術はもちろん夢を持った挑戦や自分の目標へ一生懸命に向かう姿勢、人との触れ合いの大切さなど、経験をもとに伝えている。

 

 小樽少年軟式野球連盟の白岩孝啓さんによると、少年野球人口が全国的に減少傾向にあり、18チームあった少年野球チームが今では5チームに減少したという。今回の野球教室開催は、少しでも野球を始めたいと思う子どもが増えてくれればと期待した。

 

 開会式で、村岡団長は、「初めての子どもたちにも、野球を通じてスポーツする楽しさや続けられること、スタートするきっかけになれば」と話した。

 

 同後援会顧問の迫俊哉市長は、「元選手の2人が先生役となり、野球の面白さやからだを動かす楽しさを教えてもらい、野球をやりたくなるきっかけになればと思う。野球人口の増加を図りたいと開催され、心強く感じている。子どもたちの健全育成にも努めたい」と話した。

 

 遠山監督は、「日本全国でチーム数が減っていて、野球離れが進んでいるが、ファイターズジュニアのメンバーや北海道選抜に選ばれるなど、小樽の野球のレベルは上がってきている。今回だけではなく定期的に開催したい」と話した。

 

 最初に、参加者全員にファイターズの帽子がプレゼントされ、村田コーチの指導のもと、筋肉を効果的に鍛える体の動かし方を伝授され、吉田コーチからは、グローブをつけてボールを投げたり、ボールを打つ指導もされ、子どもたちは時間を忘れるほど懸命に取り組んでいた。

 

 岸本怜君(6)は、「ボールを投げたり打ったり楽しかった。野球が好き」と話し、母親は「1年生になったら、野球をやらせたいと考えている。広い場所で野球をするのは初めてで楽しかったと思う」と話していた。

 

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 ◎北海道日本ハムファイターズ小樽後援会(外部)