小樽の顔に西田さんと富樫さん 2023コンシェルジュ決まる!

 2022(令和4)年度からミス小樽に変わり、市内外の催事の派遣等により小樽の魅力を発信してきた小樽コンシェルジュの3月31日の任期満了が近づき、小樽コンシェルジュ運営協議会(西條文雪会長)では、3月8日(水)、2代目となる2023小樽コンシェルジュを発表。2人のコンシェルジュが市長表敬訪問を行った。

 

 2月24日(金)の締切まで、近年にない沢山の応募があり、19歳〜60歳14名の応募のうち13名で3月3日(金)に審査委員会が行われた。

 

 厳選な審査の結果、小樽出身の西田まゆさん(27)と千歳出身の富樫凜子さん(20)が選ばれた。

 

 西田さんは生れも育ちも小樽。仕事で4年ほど小樽を離れたが2年前に戻り、現在は家業の手伝いなどをしている。以前からミスに興味があり9年前に応募。妹が2019(平成31)年にミス小樽を務め、ぜひコンシェルジュにと応募したという。

 

 「まだまだ知らない小樽の魅力や良いところが沢山あると思うので、発信していきたい。小樽に来てくれても日帰りが多いので、市内に滞在してもらえるよう1年間活動したい。観光地として小樽を盛り上げていくには年齢など関係なく、ひとりの市民として感じる魅力を伝えたい」と意欲を示した。

 

 一方、富樫さんは千歳出身で、小樽商科大学進学と共に小樽に住んで2年目。母親が空港周辺の魅力を国内外に発信するスカイレディ千歳の経験者であり、勧められたという。「小学生から硬式テニスをしていて体力には自信がある。

 

 いろいろなところで小樽の魅力を積極的に発信し、初代コンシェルジュが行っていたSNS発信を続け、多くの人に魅力を知ってもらえるよう頑張りたい。コンシェルジュとなり、小樽に注目が集まった今だからこそ、私たちが発信し、観光の町として盛り上げていきたい」と抱負を述べた。

 

 全国への物産展(昨年度は5回)での小樽PR、潮コンシェルジュ、雪あかりの路オープニングセレモニーなどのイベント関係、客船の入港セレモニー、運河100年関連イベントなどを予定。

 

 事務局では、コロナ禍で減少していた活動量が、昨年よりも多くなることを期待している。

 

 3月28日に、新旧交代式と任命式を実施し、任期は4月1日〜3月31日。初仕事は4月22日(土)観光船あおばとの今季初就航の催しで、市民と一緒に乗船体験を予定している。

 

 市長表敬訪問で、迫俊哉市長は、「日常が戻って来ると活躍の場が増え、市民の視線もグッと集まると思うので、しっかりと小樽を勉強して、限られた期間ではあるが力を貸してもらいたい。この1年間の経験を、次のステップに繋げてもらいたい」と激励した。

 

 ◎関連記事