潮陵高1年・押川心選手 スキーで小樽市長表敬訪問

 小樽潮陵高等学校(潮見台2)1年の押川心さん(16)は、3月9日〜12日に長野県で開催された第60回全日本スキー技術選手権大会と、3月24日〜26日にルスツで開催の第7回全日本ジュニアスキー技術選手権大会に出場。3月29日(水)16:00から市役所(花園2)を表敬訪問し、迫俊哉市長に結果報告を行った。

 

 全日本スキー技術選手権大会はスキーの総合技術を競う大会で、さまざまなポイントを評価し、今年度のチャンピオンを決定する。

 

 2021(令和3)年5月6日、当時中学3年生の押川さんは、第5回全日本ジュニアスキー技術選手権大会で5位の成績を収め、同大会で優勝した弟の歩さんと表敬訪問している。

 

 押川さんは、「第60回全日本スキー技術選手権大会は、今シーズンの目標として、出場するために日々練習に励んでいた大会。北海道予選では4位という好成績で、これが良いモチベーションとなり挑んだが結果は26位だった。30位以内に入ることと決勝進出の大きな目標があり、それを達成できたことは良かったと思う。

 

 全日本ジュニアでは優勝を狙っていたがプレッシャーがあり、ベストの滑りができず4位。来年に上手く繋げていきたい。高校生となって勉強と両立できるか不安もあったが、応援してくれる人もいて頑張ることができた」と、結果について説明した。

 

 迫市長は、「高1としては良いデビュー戦だったのでは?若い人が一生懸命頑張って、ジャンルを問わず全国大会で良い成績を残したと報告に来られ、これからの人にも励みとなり良い影響となると思う。家族の協力が必要。頑張ってください」と激励した。

 

 押川さんは5歳でスキーを始め、現在はオガサカチームに所属し、先輩に良い刺激をもらいながら練習に励んでいる。同チームの練習がない日は、テングヤマスノークラブで天狗山で練習している。

 

 オープンを待って国際スキー場にも足を運び、天狗山のナイター時間が短い時はオーンズで行うなど、土日を含むほぼ毎日を練習に費やしている。夏場は兄妹で走るなどトレーニングは欠かさない。

 

 「全日本ジュニアでは優勝をずっと目標としていたので、来年こそは叶うように練習に励み、大人も出場する全日本スキー技術選手権大会では、今年よりももっと上位を狙えるように頑張っていきたい」と、今後について語った。

 

 ◎テングヤマスノークラブ(Facebook)