小樽商工会議所新入社員合同入社式 14社26名が参加

 4月3日(月)15:00から、小樽市経済センター(稲穂2)7階ホールで、小樽商工会議所(稲穂2・中野豊会頭)による2023(令和5)年度新入社員合同入社式が実施され、14社・26名が決意を新たにした。

 

 主催者を代表して、中野会頭が「小樽の魅力を発信し、小樽で共に働く仲間を増やしていってほしい。自ら働くまち小樽を見つめ、将来の小樽について真剣に考えていただきたい。皆さんの新しい発想と若い感情が地域の原動力となって、まちに新たな活力をもたらす人材となるよう期待する」と挨拶した。

 

 中野会頭をはじめ、同会議所役員、迫俊哉小樽市長、小原久幸小樽市公共職業安定所所長、各事業主らが見守る中、新入社員ひとりひとりが紹介された。

 

 迫市長は、「1歩ずつの積み重ねが遠くまで自分を運んでくれる。人とのつながりの中で支え合っている。皆さんの元気がまちの元気になる。皆さんの素晴らしい業績や取り組みが、まちの話題として聞こえてくることを期待する。まちづくりには経済界との協力が重要。皆で力を合わせて力強く、小樽のまちを前進させる。そうした姿をイメージしている。皆さんともに未来の小樽を作っていけることを願う」と祝辞を行った。

 

 入社1年目の株式会社オー・プランの池下愛望さんは、「社会人として仕事をする中で、大切だと思ったものとして、報告・連絡・相談の“ほうれんそう”を意識することだと改めて感じた。これから沢山の経験をする中で、迷うことも沢山あるかと思うが、回りの方々のアドバイスがあり助けてくれるので、安心して励んでもらいたい。小樽の発展に貢献しともに成長して頑張っていきましょう」と、激励の言葉を贈った。

 

 新入社員を代表して株式会社北川組鉄工所の福原涼太さんは、「これから私たちは、様々な経験を積む中で、困難な苦悩に直面すると思うが、先輩方の元で沢山のことを学び、少しでも早く職場の戦力となり、信頼を築けるよう努力したい。これまでお世話になった方々、家族に対する感謝の気持ちを忘れず、企業並びに小樽市の発展に貢献できるよう精進してまいりたい。

 

 幼少期から打ち込んできた野球を社会人になっても続けさせてもらっていて、これからは、仕事とスポーツを両立させ、より一層小樽を盛り上げていきたい」と、決意の言葉を述べた。

 

 株式会社光合金製作所新入社員3名とともに出席した清田泰夫さんは、転職しての新人として入社式に参加し、「前職も鋳造業に20年勤務し、キャリアを活かしたいと、今回縁があって採用された。ものづくりの仕事をしてきたので、これからもより良い製品を作っていきたい」と抱負を述べた。

 

 閉式後、アクサ生命保険株式会社・渡邊芳昭札幌支社長が講師となり、新社会人の基礎知識「社会保障・企業保障・自助努力」について記念講演が行われた。

 

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