一般社団法人小樽観光協会(港町4・西條文雪会長)は、2022年版を在版修正した小樽観光ガイドマップ2023『ようこそ小樽』と、3年ぶりにおたるナイトマップを発行し、すでに観光施設等に配布を開始している。
同会情報発信委員会が担当した同ガイドマップは、小樽運河竣工100年を記念して、爽やかな青空が広がる小樽運河と昭和初期の小樽運河の写真を対比させて表紙に掲載し、小樽の歴史が移り行く中、これからも活気あふれる小樽であってほしい願いを込めた。
A4版フルカラー・28ページで日本語版60万部、訪日外国人観光客の増加により、3年ぶりに英語版も5万部発行した。マップのみの外国語版(中国語繁体字・簡体字・韓国語)は印刷を検討中で、タイ語も合わせて同会のHPからダウンロードできる。
2022年版を最新の情報に修正し、約134店舗を掲載。3月末までに市内観光案内所・観光施設・飲食施設・札幌圏と後志圏の宿泊観光施設・道内JR駅・道の駅などに配布している。
◎2023年度版小樽観光ガイドマップ「ようこそ小樽」(外部)
夜の小樽をもっと知ってもらおうと、同会夜の観光振興プロジェクトが担当したナイトマップは、A2サイズで5山ジャバラ折り、前回と素材を変えて見やすく持ちやすくした。制作部数は2万部。
飲食店17店とおたる屋台村とろまん横丁、バー・スナック33店舗を掲載。案内所や宿泊施設等が案内しやすいように、21:00以降も営業している店と、観光客をしっかりおもてなししようとの呼びかけに応えた店舗を対象とした。
市内の夜景スポットとして、旭山展望台・天狗山・毛無山展望台・平磯公園の4ヵ所も新たに紹介している。
同プロジェクトメンバーと店舗経営者や利用客に協力してもらい、対象年齢や客層などをアイコン表示で情報提供し、マップを見るだけで店舗内容を分かりやすくした。一部店舗ではマップ持参で特典の提供もある。
小樽観光協会事業推進担当の永岡朋子次長は、「行き渡っていない情報がまだまだあると思うが、2つのマップを活用して、新しい発見をしてもらいたい」と話している。
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