小樽市長表敬訪問 空手道全日本選手権大会出場へ

 実践格闘空手道場雅(佐藤雅美師範)所属の佐藤悠槇選手(22)・妹の夢玲選手(15)と、優至会(酒井裕樹先生)所属の立花ひまり選手(16)の3名が、5月20日(土)・21(日)大阪で開催の第8回全日本フルコンタクト空手道選手権大会の男子重量級と女子重量級の部に、それぞれ出場が決定し、5月1日(月)16:30から迫俊哉小樽市長を表敬訪問した。

 

 9日(日)に開催された第5回北海道フルコンタクト空手道選手権大会で、悠槇選手は3位。夢玲選手とひまり選手は共に決勝戦まで勝ち進み、ひまり選手が優勝し夢玲選手は準優勝となった。4月23日(日)の大会では夢玲選手が優勝し、ひまり選手が準優勝だった。

 

 2人は良きライバルで、女子重量級の部では、1位と2位が小樽にいることとなる。今回の全国大会では、3人の選手が上位入賞すると北海道初となり、10月14日(土)・15日(日)の東京開催の世界大会への出場権が得られる。

 

 迫市長は、「毎回良い成績を出し、おめでとう。若い人が文化・スポ—ツにがんばり、良い成績を残してくれている。ぜひ応援したい」と健闘を讃えた。

 

 悠槇選手は2歳半から空手を始め、今年で20年目。「この全国大会は、高校2年生から出場し、昨年も含めて5回目となるが、有名で強い選手と対戦し破ったことがないので、今回は2日目に進みたい」と意欲を示した。

 

 夢玲選手は3歳から始めて12年目。4月から小樽水産高校に進学し、高校生からは一般の部の出場となり、「この大会は初めての出場。1回戦から強い選手と対戦するが、2回戦に進み優勝して世界大会を目指したい」と抱負を語った。

 

 ひまり選手は、小学2年生から始めて9年目となり、現在小樽双葉高校2年生で、初めての出場となり、「1回戦目から優勝候補の強い相手と戦うので、気持ちでも負けないように頑張りたい」と語った。

 

 佐藤師範は、「日本の中でも大きな大会でレベルが高い。良い成績を取って、東京開催の世界大会へ出場させたいと表敬訪問に来た」と話した。

 

 酒井氏は、「道場は違うが、小樽から世界チャンピオンを目指せるのはすごいこと」と期待を寄せていた。

 

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