入船六三町会でスマホ教室 in 小樽町内会

 スマホ教室 in 小樽の町内会実行委員会(松代弘之実行委員長)では、2023(令和5)年度ふるさとまちづくり協働事業から3年目の最終助成を受け、6月10日(土)14:00から入船六三町会(山内ミエ子会長)で今年度初のスマホ教室を開き、同町会員と次回開催予定の新潮町会の佐々木則子会長も参加した。

 

 札幌学院大学まちおこし研究会(西岡光希代表)が中心となり、高齢者向けのスマホ教室を町会単位で開催。今年度から同大2年生の原田望愛さんがリーダーを務め、「楽しみながら参加してもらいたい。市内で完結するように、今後、地元の中高生や高齢者が指導できるようにしたい」と話している。

 

 この事業は、若者と高齢者がLINEやZOOMを通じて会話ができるようになり、町会から若者に町会活動の参加や地域住民の困りごとの解決に協力を依頼したり、相互に活動の参加を呼びかけるなど、地域コミュニティが活性化することが目的。

 

 今回は、同研究会の2〜4年生の初参加6名を含む10名と、OB1名が講師となり、スマホの気になる問題点や位置情報アプリ「ココイル」の活用、自宅のパソコンからLINEやZOOMを使う方法を伝授した。

 

 初めから参加している女性は、「知らない人からのLINEを消す方法を聞き解決した」と話し、山内会長は「地図の出し方を学んだ」と満足していた。

 

 参加者全員が、松代委員長からパソコンでLINEの使い方を学び、「自宅でトライしてみて、不明な点は携帯のグループラインで気兼ねなく聞いてください」と話した。

 

 今後は、6月24日(土)の新潮町会や松ヶ枝町会、石山町会や杜のつどいなど、全10回を予定し、携帯操作だけではなく、アプリについてなども。地元の中高生のジュニアインストラクターの指導にも力を入れ、町会の行事などにも参加し、広く町おこしにも協力する考えだ。

 

 また、7月15日(土)の小樽まつりに合わせ、入船六三町会の神輿やバーべキュー、9月の松ヶ枝町会のイベントにも協力を計画している。

 

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