小樽も最高気温33.1℃ 小学校午前授業で体育中止に

 8月に入ってから暑い日が続く北海道は、8月23日(水)に夏の太平洋高気圧の暖かい空気が流れ込み、晴れて空気がさらに暖められやすくなった影響で、道内174地点の観測地点では、すべて最も暑い時期を上回った気温に見舞われた。

 

 小樽では、13:59に33.1℃を観測し、街を歩く人々は、日陰で休んだり日傘をさすなど、暑さに耐え忍んでいた。8月に入ってから本日23日まで30℃以上の真夏日を観測した日は11日間。10日(木)に33.9℃の今シーズン最高気温を観測している。観測史上これまで一番の暑さは、2001(平成13)年7月28日36.2℃の猛暑日だった。

 

 23日に道内で一番の暑さを観測した北見の37.1℃(13:33)をはじめ、猛暑日が23地点、真夏日が147地点、夏日は173地点となった。

 

 後志管内でも暑さに見舞われ、観測史上一番の暑さを観測した蘭越35.2℃(12:39)、倶知安34.6℃(12:44)。札幌でも36.3℃(13:59)となり、これまでにない暑さとなった。

 

 暑さ対策のため、小樽市内の小学校では23日(水)〜25日(金)の午前授業と体育授業の中止。中学校では、始業式25日(金)の午前授業と体育授業の中止、23日(水)〜25日(金)の部活動中止を決めた。

 

 札幌管区気象台では、札幌は27日(日)辺りから下がり始める予想で、30日(水)にかけて最高気温も26℃となり、夏の盛りは過ぎ、秋に向け日々気温も下がり、30℃に至るところはなくなるとのことだ。

 

 ◎2023年8月23日の北海道の最高気温高いほうから(札幌管区気象台)

 ◎アメダス〜小樽1時間毎観測値(外部)