第22回小樽市花いっぱいコンクール 6団体表彰

 快適な環境づくり実践促進連絡会(堀口雅行会長)主催の第22回小樽市花いっぱいコンクールが、4年ぶりに実施され、6団体の応募があり、8月25日(金)14:00から、市役所(花園2)3階第1委員会室で表彰式が開かれた。

 

 花いっぱいコンクールを行うことで、市民に広く花を愛する心を育て、花いっぱい運動をさらに推進するために、町会や学校・職場などにおいて花壇づくりに取り組んでいる事例を募集し、その努力を讃えると共に、うるおいとやすらぎのある街づくりの一層の進展を図る。

 

 申込書に同封された写真により審査を行った結果、最優秀賞に朝日プラザ小樽潮陵西管理組合、優秀賞に小樽芸術村と花園小学校、奨励賞におたる市民とみどりをつなぐ会・西陵中学校・銭函と元気会が選ばれた。

 

 表彰式で堀口会長は、「水やりや草取りなど、草木を大切に思い、仕事や生活の合間の努力に感謝する。

 

 花壇の花々も、お世話をする人の足音や愛情の言葉を聞き、綺麗な花を咲かせていると思う。市内のあちらこちらに花が咲き、やすらぎのひと時を大切にしてもらいたい。努力が実っての受賞、今後、受賞の輪が広がることを願う」と挨拶した。

 

 最優秀賞を受賞した同管理組合の代表者は、「整備管理は住民が行い、受賞の報告をしたところ、励みになると喜んでいた。潤いと安らぎのあるまちづくりに少しでも貢献していきたい」と、受賞を喜んでいた。

 

 色内小学校と西陵中学校のPTA時代も花いっぱいコンクール受賞者だった中村さんは、現在、花園小学校に勤務し、長年学校花壇に関わり、「開墾して5年目で多肉コーナーを設け、葉をあげたり、色内小学校に植えていたラベンダーの株から、現在、花園小学校の花壇に植えていて、切り花にして配布したりしている。

 

 夏休み期間にすべての花を切って、強い芽が出るよう、始業式に花が見られるように、2段階の花壇にした。子どもたちの笑顔が見られるように花壇づくりをしていきたい。久しぶりの受賞でほっとした」と話した。

 

 コンテスト参加は6団体と少なめだったが、4年ぶりの再開となり、来年に向け花壇づくりを進めてもらえるようにと関係者は願っている。

 

 ◎小樽市〜花いっぱいコンクール(外部)

 ◎関連記事