アニメパーティ通常開催 小樽にコスプレイヤー集結!

 

 

 小樽アニメパーティ実行委員会(簑谷和臣実行委員長によるアニメパーティが、晴天に恵まれた9月2日(土)11:00から開幕した。

 

 今回は通常開催となり、サンモール一番街(稲穂1)をメイン会場に、都通り商店街(稲穂2)、文学館会場(色内1)、新たに運河プラザ会場(色内2)が加わり、朝から思い思いのコスプレでで賑わい、小樽の街並みをバックにポーズを決め、写真撮影や散策を楽しんでいた。

 

 11:00から、メイン会場の特設ステージで、スタッフがコスプレ姿で登場する中、大林宜裕さんの司会で開会式を実施した。

 

 簑谷実行委員長は、「通常開催がとても嬉しい。昨日までの大雨が嘘のように晴れた。沢山のコスプレイヤーの方を見かけた。更衣室もいっぱいと聞いている。小樽がカオスになる。働く車も沢山来ていて、子どもたちも喜ぶようなイベントとなり街の活性化めざして頑張りたい」と挨拶した。

 

 小樽コンシャルジュの富樫凛子さんは涼宮ハルヒのコスプレで、西田まゆさんは七瀬遥のコスプレで登場。

 

 富樫さんは、「一度しか経験できないことなので、キャラクターになりきって精一杯楽しみたい」と話し、西田さんは、「皆さん本格的ですごい。これまで機会がなかったので貴重な体験です」と話した。

 

 毎年、存在感をアピールしている千と千尋の神隠しに登場するカオナシさんの姿もあり、友だちにコスプレを勧められ今年5月から始めたという函館のHATAさんは、刀剣乱舞のコスプレで全身を決めていた。

 

 メイン会場の商店街では、小樽開発建設部のロータリ除雪車と除雪ドーザ、自衛隊札幌地方協力本部第11旅団第1特科隊による特殊車両、小樽市消防本部の40mのびるはしご車など、働く車が並んで展示されていた。

 

 それぞれにPR用の配布物も用意され、どの車両も運転席に座って写真撮影ができ、子ども連れに人気だった。

 

 昨年から参加している白十字ブースでは、アニメとタイアップして商品を知ってもらおうと、試供品を用意してPRに努めている。

 

 小樽市共同募金会ブースではpiaproとコラボし、初音ミクをあしらった500円募金のピンバッチや300円でボールペン、200円でファイルを渡した。

 

 都通り商店街では、車のボディにペイントした痛車が大集合し道行く人を楽しませた。札幌から家族で参加した痛車のオーナーの妻は、ウマ娘のメジロマックイーンのコスプレで登場。娘とともコスプレし「小樽は街並みにレトロ感があって良かった」と満足していた。

 

 痛車の横をかっこよく通りすぎるコスプレイヤーのハッピーシンセサイザのルカさんとグミさんは、友だち同士でコスプレ歴8年のベテラン。

 

 市内中心部はコスプレヤーが行き交い、アニメパーティの開幕を告げていた。同商店街特設会場では、オタプラ展示会や小樽出身の漫画家・夜田あかり氏の複製原画展や市内の学生が描いたイラスト作品展を開催。

 

 文学館前広場では、後志食材メインの屋台「SPICE STANNDS」が販売・飲食ブースも開設。ステージでは、サブソンステージ・eスポーツ大会・アニソンイントロクイズなど、盛り沢山に催しを企画している。3日(日)は11:00〜17:00の開催で、16:00に閉会式を予定。

 

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