激しい雷と降雨で災害対策連絡室設置 道路冠水120件

 9月12日(火)10:50に大雨警報が発表された小樽市は、雷の多発・集中降雨の情報集約のため、11:15に災害対策連絡室を設置。

 

 同連絡室は、総務部・建設部・消防本部で構成し、13:50に第1回連絡室会議、16:30に第2回連絡室会議を開いた。15:30現在での被害情報は150件となった。

 

 気象庁によると、12日の大雨は12~18時50mm・18~24時30mm。1時間降水量では、9:00に15.5mm/h・11:00に37.5㎜/hで、過去5番目の記録。大雨警報は15:47に解除され、雷、洪水、濃霧注意報となった。

 

 道路冠水(通行止め・側溝・マンホールの溢れ)120件家屋、浸水(堺町通りの多数店舗の浸水含まず)13件、河川氾濫7件、土砂災害(入船4丁目・鰊御殿)2件、倒木3件、その他(停電による影響等)2件。

 

 ほくでんによると、8:35に一時1,860戸の停電が発生したが、12:05に解消。道道若松アンダーパスは、冠水により9:00から通行止めとなり17:00に解除。稲北十字街で300戸がガス供給停止となるが、14:39に復旧した。

 

 小樽市鰊御殿は、同施設前で土砂崩れが発生し、安全が確認されるまで臨時休館とした。再開日は未定。

 

 道道697号天神南小樽停車場線の道路冠水による通行止めは17:00に解除された。

 

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