小樽運河誕生100年を祝う! オータムフェス開幕

 

 

 小樽運河誕生100年を記念し、12月27日までの100日間プロジェクト・オタルオータムフェス2023が、9月16日(土)16:00から始まった。

 

 日銀通りを通行止めにして特設会場を設け、飲食を楽しむ出店や生ライブやダンスが披露され、大勢の来場者で溢れ開幕を祝った。

 

 木村年宏実行委員長・迫俊哉市長・西條文雪観光協会会長が出席し、開催セレモニーが行われた。

 

 木村実行委員長は、「これまでの100年に感謝し、これからの100年新しい小樽を作っていくのは私たちだと、若者150人が集まった組織でこのプロジェクトを進めている」と語り、迫市長は、「100年プロジェクトは、12月27日まで100日間のロングラン。様々なプログラムを通じ市民の皆さんが、改めて先人たちが残してくれた小樽運河・歴史的建造物に思いを寄せてもらいたい」と挨拶。

 

 西條会長は、「観光は産業が大きな柱となり、小樽経済を支えている。土地の美味しい物を食べる・学ぶ・体験する・人とふれあうことで、旅がさらに楽しくなる。また小樽に来たいと言ってもらえるよう、おもてなしの気持ちが重要と認識。有数の観光地に選ばれるよう、小樽経済が益々発展するよう期待している」と述べた。

 

 小樽潮太鼓保存会の打演がイベントの開幕を祝い、響き渡る会場に、同実行委員会事務局ブースをはじめ、市内飲食店の出店ブースが、串焼きやたこ焼きなどの香ばしい香りを漂わせ、大勢の来場者が椅子に腰かけて小樽を味わった。

 

 ステージでもライブがスタートし、音楽を聴きながらイベントを楽しんでいた。

 小樽運河浅草橋街園には、小樽運河100年記念モニュメントが設置され、日没から24:00まで点灯。観光客の撮影スポットに、さらに記念モニュメントが登場し、撮影を楽しむ人々で溢れていた。

 

 札幌から訪れたカップルは、「今日小樽に来てイベントがあることを知った。小樽潮太鼓を初めて見て迫力があった」と喜んでいた。

 

 17日(日)は22:00まで、18日(月・祝)は21:00まで日銀通りの出店と、親子でフェスを楽しめるこどもガーデンが小樽芸術村中庭で開催され、ロングポテトやホットドックのキッチンカーが出店。

 

 ダンススクール生による披露やマジックショー、フリーピアノやトランポリンなども用意されている。

 

 ◎小樽運河100年プロジェクト(外部)

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