オタルナイトスカイランタン® 想いを込めて運河の空に!

 

 

 小樽運河100年記念プロジェクト・おたる夏燈し-小樽運河百年記念オタルナイトスカインタン®が、9月30日(土)・10月1日(日)の20:00にそれぞれの想いを載せ、旧北海製罐第3倉庫前から各日100個打ち上げられた。

 

 小樽商科大学猪口ゼミナールの主催で小樽運河100周年を祝う協力をしようと企画。経営やマーケティングを専門に学習し実践的学習に積極的に取り組み、合同会社ええんちゃうを設立し、市内緑町に「順風満帆」というゲストハウスを運営する同ゼミが、小樽の街を盛り上げようと尽力し、これからも続く明るい未来へ願いを込めて開催した。

 

 当初の予定より1週間延期となるハプニングに見舞われたが、その間、延期の連絡やポスターの作り直しなどを行い、無事にスカイランタンを打ち上げることができた。2日目の10月1日(日)は、日中に雨が降り、夜になって安定し月と木星が見える穏やかな空となった。

 

 小樽市民をはじめ札幌など、この打ち上げを知った観光客もランタンの打ち上げに参加し、打ち上げ時刻の20:00前には、メッセージを書き込む人で会場は混雑した。

 

 札幌から訪れた子ども連れの家族は、「娘の幸せを願ってランタンに書き込んだ」と想いを託し、猪口純路教授も駆け付け、運営に協力してきたゼミ生らと一緒にランタンの打ち上げを見守った。

 

 3・2・1の合図で一斉に100個のスカイランタンが打ち上げられ、メッセージが書かれたランタンが空に浮かび、幻想的な光景に包まれた。

 

 ゼミ生の尾崎さんも「昨日知って来てくれた観光客もいて嬉しかった。綺麗だった」と安堵した様子だった。

 

 ここなちゃん(9)とこうが君(11)兄妹は、1人ずつランタンを飛ばし、ここなちゃんは糸が切れて空に飛んで行ってしまったと言い、こうが君は「サッカー選手になりたい」とメッセージを書いたそうだ。

 

 ランタン受付場所では、打ち上げ後のランタンの回収もし持ち帰る事も可能だった。会場は10月15日(日)まで、各地から美味しい店が大集合の北運河ナイトマーケット~Yummy市を開催している。


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