竜王戦第4局小樽対局記念 迫市長に初段免状贈呈

 日本将棋連盟は、今年11月10日(金)・11日(土)に小樽市で開催の第36期竜王戦第4局小樽対局を記念し、将棋に対する理解が格別であると認定された、同対局実行委員会会長を務める迫俊哉市長に初段免状の允許を決定。山下弘人同北海道支部連合会会長が出席して、10月2日(月)15:00から市役所(花園2)で贈呈式が行われた。

 

 山下会長は、「この度、待ちに待った竜王戦が小樽で開催されることとなり、小樽市を挙げて応援。市長杯の小中学生へ向けて将棋大会を開催すると日本将棋連盟に報告したところ、北海道を担当する森下卓九段常務理事が日本将棋連盟の常務会に図り、小中学生に大会をするのは小樽市長は将棋に詳しいのだと、初段の免状を贈ることになった」と説明。さらに、上を目指してと森下九段の著書も贈呈した。

 

 免状には、「夙に将棋に 丹念にして 研鑚怠らず 進歩顕著なるを認め 茲に初段を 允許す 令和5年10月1日 日本将棋連盟 会長羽生善治 名人竜王藤井聡太」と、連名で書かれている。

 

 迫市長は、「光栄に思う。11月10日(金)・11日(土)に竜王戦、11月4日(土)に将棋まつりがあり、10月27日(金)まで参加者を募集し現在45名の応募があり、竜王戦のPRに努めながら無事成功裏に終えたい。

 

 初めての市長杯で将棋の普及のために、引き続き教育委員会と相談して今後についても決めたい。将棋が教育に与える影響は大きいと認識している」と話した。

 

 ◎竜王戦小樽対局記念「おたる将棋まつり」(外部)

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