天狗山と小樽バインでプロジェクションマッピング

 

 

 観光庁・インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業の採択を受けて、小樽のシンボル・天狗山(最上2)と歴史的建造物のレストラン・小樽バイン(色内1)では、デジタルコンテンツで小樽の観光と食を結ぶプレミアム体験イベントを、10月5日(木)からの開始に先立ち、4日(水)に試写会を開いた。

 

 天狗山では、山頂にある天狗の館で、天狗の面が立体的に動き出すプロジェクションマッピングを投影する。無料。

 

 すでに、天狗の館入口ではプロジェクションマッピングが施されていたが、今回は、天狗の面に囲まれた壁スペースにスクリーンを設置。放映は、夏季営業が終わる11月5日(日)までの営業時間内に実施。冬季営業開始の12月1日(金)からも見られる。

 

 掛け軸を舞台に、雷が落ちたことがきかっけとなり、現実と異次元が交差。天狗山由来のキャラクター猿田彦大神や北前船が登場するストーリーで、3分半ほどの迫力ある映像を楽しむことができる。

 

 小樽バインでは、ワイン樽の壁面へ1日数回(概ね30分間隔)の投影を無料で行い、料理を頂きながらのテーブルプロジェクションマッピングは有料で予約制。ランチ2組・カフェ1組・ディナー2組の1日5組限定。予約は3日前まで。

 

 期間中、ARを活用したスタンプラリーも開催し、小樽バイン1カ所・小樽天狗山2カ所(山麓・山頂)の3カ所を巡る。達成者にはイベント特製ポストカードを贈呈する。

 

 中央バス観光開発株式会社天狗山観光事業部の三亀徹課長は、「小樽のシンボルと言われている天狗山に、多くの方に来てもらいたい思いから取り組んでいる。ぜひ市民にも見てもらいたい」と来場を呼びかけた。

 

 ◎ワイン&カフェレストラン小樽バイン(外部)

 ◎小樽天狗山ロープウェイ・スキー場(外部)