小樽市老人クラブ連合会 演芸会で得意技披露

 小樽市老人クラブ連合会(佐々木茂会長)では、同連合会3大行事の演芸会を、10月10日(火)13:00から小樽市民センター(色内2)マリンホールで開催し、得意な歌や踊りを披露して会場を沸かせた。

 

 カラオケ・フラダンス・盆踊り・ひょっとこ踊り・津軽スコップ三味線など、プログラムは2部構成で、1部は10の老人クラブ14名による詩舞やカラオケ、2部は6の老人クラブ42名による盆踊りやひっとこ踊り・楽器演奏が15:40まで実施された。

 

 同連合会3大行事のシルバースポーツ大会とシルバーエイジ作品展示会と並ぶ演芸会は、多くの会員が生き生きと参加した発表の機会で、同世代の市民の目を楽しませている。

 

 1部の最後で花の兄妹を熱唱した、稲穂二町名会老人クラブ稲寿会の木戸良吉さんと加藤定義さんには、ペンライトを左右に動かして応援する観客もいて、会場が一体となって楽しんでいた。

 

 加藤さんは、「いつもはカラオケで歌っている。今回初めて出演し気持ち良く歌えた。また参加したい」と満足していた。

 

 第2部は、グリーンロードに櫓を組んで提灯を灯して行われる盆踊りを、花園連合町会盆踊り愛好会12名が披露。札幌在住でFMおたるパーソナリティ・社美樹人さんが、小樽をテーマに作詞し、みさきいちろうさんが作曲したご当地ソング「小樽四季のうた」に、花園在住の花柳寿喜仁さんが振り付けしたもので、多くの人に知ってもらいたいと参加した。

 

 円ひょっとこ踊り愛好会(緑町本町緑樹会)10名は、河内おとこ節とお祭りマンボの2曲でユニークなひっとこのお面を付け、パワーあふれる息の合った踊りを披露し、大きな拍手が沸き起こった。

 

 最後の演目は、津軽スコップ三味線夢弦べべん会(新光東コスモス会)10名(男3・女7)が、スコップを楽器にしてにぎやかに演奏し、観客を楽しませた。

 

 着物の帯をリサイクルした陣羽織を羽織り、おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとうと演歌桜、アンコールに応えてラテン系のキエン・セラを披露。スコップが不思議と楽器に見えてきて、多くの人を笑顔にした。

 

 市老連の役員の女性は、「恒例のスコップ三味線は楽しかった。皆さん練習を頑張っている」と話していた。

 

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