小樽運河100年特別企画 重要文化財パーティー11/3・4

 小樽運河100年プロジェクト特別企画の重要文化財パーティーが、11月3日(金)・4日(土)に、小樽に縁のある一流職人や世界で活躍する演者が集まり、旧三井銀行小樽支店(色内1)で開催される。昼の部11:30~13:30・夜の部17:30~19:30、各回30名(1人5万円・ペアリング込)

 

 2部構成で、1部は下國伸シェフのフルコース、政寿司・中村圭助副社長の握りを堪能し、マスターソムリエの高松亨氏選定のワインと田中酒造の日本酒などのペアリング、野瀬栄進氏のジャズピアノ、高橋匠美氏の創作バレエなど、多才な芸術を間近で鑑賞する。3日昼のみ小樽藤雅会の能を上演する。

 

 陶芸家の三津和広氏と小樽大正硝子館から、小樽軟石や小樽産ホタテの貝殻を練り込んだ特別な皿が用意され、小樽花売業kusaと小樽在住のキャンドルアーティスト・jun’sLightが空間を演出。

 

 2部はデザートビッフェで、アルケミストコーヒーの川原英佑氏とトーイズスウィートシェフ&パティシエの清水亮平氏のスイーツを楽しみ、出演者やシェフ・ソムリエなどと交流の機会を設けた。

 

 監修の小樽商科大学・高野宏康客員研究員は、「小樽の持っているだけで価値のある物をさらに高める、高付加価値な重要文化財パーティー。下國フェフに、小樽後志の食材を使用したフルコース料理を提供してもらい、じっくりいただく。

 

 小樽ゆかりの世界的に有名な野瀬栄進さんのピアノ、北海道唯一の能舞台のある町小樽の能楽を楽しむ有志による小樽藤雅会による能舞台。バレリーナ高橋匠美が小樽カナルバレエを創作した。

 

 小樽の活性化をテーマにいろいろと活動してきた。銀行もいろいろな使われ方をしてきているが、銀行と小樽ゆかりの芸術と食を組み合わせることで、世界に通じるコンテンツができることを示したい」と話した。

 

 10月26日(木)にリハーサルを行っていた高橋氏は、「小樽の繁栄と世界の平和の願いを込め、ドリーブとピアソラの人気の楽曲を選曲した。

 

 小樽は海もあり山もあり重要文化財もあり、小樽に根付いたその魅力をバレエを通じて知ってもらいたい。様々な表現を間近で楽しんでほしい。バレエを観たことがない方も、楽しく癒やされる演出となっている」と話した。

 

 ◎小樽運河100年プロジェクト〜OTARU PORTO倶楽部重要文化財パーティー(外部)