小樽市インフルエンザ警報前週の約3倍に!コロナは同数

 小樽市保健所では、11月24日(金)15:00から、第46週(11月13日〜19日)に関する感染状況について発表した。

 

 新型コロナウイルス感染症は、前回45週と同数の23人で、1定点あたり4.60人。第19週と比べて1.64倍、道内平均では5.98人だった。

 

 流行が懸念されるインフルエンザは、前週の139人より221人増の360人となり約3倍。一定点あたり72.0人となり、警報レベルとなった。

 

 1定点あたり70.0超えは、2016(平成28)年以来のこととなり、警報レベルは、今年2023(令和5)年2月にも発令されている。患者の年齢層は0〜6歳が27.8%、7歳〜14歳が59.7%、15歳以上が12.5%と、小中学生を中心に発生。

 

 11月22日現在、市内の学級閉鎖発生状況は、24日(金)までの小学校は6校14学級、中学校は1校1学級、25日(土)の小学校は2校4学級、27日(月)までの中学校は1校1学級。今後、家庭や職場、高齢者と全年齢に広がる可能性もある。

 

 咽頭結膜炎は前週の136人から22減の114人、1定点あたり38.0人で9週連続警報レベル。

 

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週の21人から9人増の30人となり、1定点あたり10.00で警報レベルとなり再流行している。

 

 保健所では、「これからが本格的な冬到来となるが、例年より2ヶ月早い本格的流行となり、新型コロナウイルス感染症との同時流行の恐れや異例の長期間継続する恐れがある。

 

 こまめな手洗いや人ごみを避けるなど感染防止対策を」と注意を呼びかけている。

 

 ◎小樽市内の感染症発生状況について〜感染症発生動向調査(外部)

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