工藤左千夫氏と阿久津光之氏に令和5年度小樽市功労者表彰

 小樽市(迫俊哉市長)は、2023(令和5)年度小樽市功労者の教育文化部門に、特定非営利活動法人絵本・児童文学センターの工藤左千夫理事長(72)、社会民生部門に阿久津内科医院の阿久津光之前院長(71)を表彰し、11月29日(水)16:00から市役所(花園2)別館3階第1委員会室で表彰式を開き、関係者約30名が出席した。

 

 工藤氏は同文学センターを開設し、文化振興・生涯学習や読書活動の推進を通じ、市の子育て・教育環境の充実に大きく貢献。

 

 阿久津氏は、小樽医師会長として救急医療の推進や医療機関の連携体制構築に尽力。多くの公職を歴任し、市政各般にわたり大きく貢献したことが評価された。

 

 選考経過を薄井洋仁総務部長は、「上石明副市長と各部長で構成する市選考委員会で慎重に審査し、全会一致でこの2名に決定した」と報告。

 

 迫市長は、「私たちふるさと小樽は、多くの先人の努力・熱意・創意工夫によって築かれ、困難を乗り越え、現在へと発展してきた。私たちはこの歴史を継承し、新たな価値を取り入れながら、未来へ向けたまちづくりを力強く進めなければならない。さらに先の世代が誇りに思えるまちとしていくことが、現代を生きる私たちの責務。今後も皆さんと手を携えながらまちづくりに全力を尽くす」と式辞を述べた。

 

 工藤氏は、「一小樽市民として名誉ある賞をいただき感謝している。小樽に絵本・児童文学研究センターを開設して35年が経つ。開設4年目で、京都大学心理学教授の河合隼雄先生と出会い、養老孟司先生の2人の人脈が混ざり合い、現在のセンターがある。基礎講座全54回と生涯学習にわたるひとつの世界感で展開し今後とも継続。

 

 小樽市と協力してブックスタート事業は20年。小樽こども詩(ポエム)コンクール、小樽音読カップも、今後とも継続して頑張っていきたい。72歳となり、子どもたちの未来をどうするかが最終テーマになる」と受賞を喜んだ。

 

 阿久津氏は、「小樽で生まれ育ち、小樽市功労者表彰は大変光栄に思う。小樽市との関わりは、1997(平成9)年に小樽医師会の理事となり学校保健医からスタートした。城先生の推薦で小樽市教育委員も務め、勉強になった。

 

 2009(平成21)年に小樽市医師会副会長に、2015(平成27)年に小樽医師会会長に就任。会長職の後半は2020(令和2)年1月にコロナウイルス感染症がスタート。保健所と医師会がタッグを組み、小樽市のコロナ感染症対策が作り上げられた。皆さんの協力のもと、コロナ感染対策が出来上がった。保健所と医師会の皆さんに感謝を申し上げる」と挨拶した。

 

 同市では、1970(昭和45)年から市の振興発展に顕著な功績があった者を表彰している。

 

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