夜間防火管理体制検証 オーセントホテル小樽で実施

 小樽市消防本部予防課では、宿泊者の安全の確保と宿泊施設の防火安全対策の推進、防火管理に関する意識高揚を図るため、12月4日(月)10:30から、オーセントホテル小樽(稲穂2)で、歳末に混雑が予想される宿泊施設において夜間の防火管理体制に係る検証を実施。(写真提供:小樽市消防本部)

 

 最も条件の悪い夜間の火災を想定し、初期消火・消防機関への通報、宿泊者の避難誘導をホテルスタッフ4名が参加して行った。

 

 今回の想定は9階908号室で出火、スタッフ2名は火災を確認するため現場へ。防災室にいる1名が、自動火災報知設備で火災の場所を確認し、火災発生を放送して119通報を実施。残る1名が1階で避難誘導を行った。

 

 スタッフ1名が9階で火災を確認し、消火器で初期消火をするが失敗。もう1名のスタッフも加わり計2名で9階全室の避難誘導を行った後、10階の避難誘導を実施した。検証基準となる時間より早く、9階9分・10階12分で避難誘導が行われていた。

 

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