第48回勧仁塾道場杯 空手道「形」と「組手」に挑戦

 

 

 第48回勧仁塾道場杯争奪空手道選手権大会(山村弘一大会長)が、12月10日(日)10:00から16:00まで、小樽市立稲穂小学校(富岡1)体育館で開かれ、幼児から大学生までの約120名が、「形」と「組手」の2種目で日頃の成果を発揮した。

 

 開会式では、道衣姿の選手一同が入場行進して整列。大会名誉会長の中村裕之衆議院議員が、「大会を通じて、これまでの練習成果を確かめ、今後の活躍に繋げるよう期待している。全国大会に出場する選手が沢山生まれることを心より祈る」と挨拶。

 

 同塾世界松濤館空手道連合主席師範の山村大会長は、「来年2月16日〜18日函館で、第3回全日本小学生選抜大会が開催され、選ばれた選手1,500名が集まる。選手の中には大会に出場する人・北海道各地の大会で活躍している人が沢山いることは喜ばしい。

 

 日頃の練習成果を遺憾なく発揮され、礼儀正しく正々堂々と競技を展開してほしい。素晴らしい大会になることを希望する」と期待した。

 

 同道場本部・大浦龍之進さん(稲穂小6年)と髙野凛さん(同小6年)が、「我々選手一同は、空手道精神に則り、日頃の練習の成果を精一杯発揮し、正々堂々と戦うことを誓う」と選手宣誓を行った。

 

 体育館に3面コートを取り、技術面・競技面を総合的に判定する「形」から競技が進められ、目の前に対戦相手がいることを想像しながらキレ良く体を動かした。

 

 主審1名と副審4名による厳しい審査が行われ、終始、緊迫したムードに包まれていた。

 

 小学校1・2年生男子「形」の部で優勝した大浦康之丞さん(小1)は、選手宣誓した兄の龍之進さんと彩日羽さん(小4)の空手をする姿を見て育ち、3歳から空手を始め、「足の動きに気を付けた。優勝できてうれしい。もっと強くなりたい」と優勝を喜んでいた。

 

 午後から「組手」の競技が行われ、2人ずつ対戦し気合の入った声が響いていた。

 

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