第17回JKJO全日本ジュニア空手優勝 奈須川選手表敬訪問

 11月23日(木)国立代々木競技場第1体育館で開催され、全国より1,400人の強者が集まり、カラテ甲子園と呼ばれている権威ある文部科学大臣杯第17回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会中学2〜3年男子47キログラムの未満の部で、小樽市立松ヶ枝中学校3年・奈須川漣選手(空手道丈夫塾所属)が優勝を果たした。

 

 12月22日(金)16:30から、奈須川選手と保護者ともに、空手道丈夫塾石狩教室指導者で同中の瀬戸綸太郎同中教諭が出席し、報告を兼ねた表敬訪問を行った。

 

 迫市長は、「全国大会へ行くとの報告は嬉しい。そこに行くだけでもすごいことだが、優勝でき、市長にとっても嬉しい」と称えた。

 

 奈須川選手は、小学1年生より空手を始め、数々の大会で優秀な成績を収めた。全国大会は6年連続出場しているが、今回初めての優勝。これまで入賞もなかったという。

 

 4月23日(日)開催のFull Contact Challenge Hokkaido 2023 で優勝し、全国大会への出場切符を獲得。週4回、学校が終わってから札幌で練習に励んでいた。得意技は上段蹴りで、優勝まで5回戦い、2回戦目が手強く、1回戦と準決勝戦で上段膝を決めた。

 

 今回の優勝について奈須川選手は、「この大会の優勝は、空手をやってからずっと目標にしていたことで、それができ嬉しかった。優勝できたのは、自分だけの力ではなく、道場の先輩や先生、後輩・家族のお陰。今回の結果を忘れずにしっかりと感謝し、これからも稽古していきたい。

 

 優勝は目標を1つ。達成できた。あとは黒帯を獲ることも目標で、来年も優勝して2連覇したい」と決意を新たにした。

 

 瀬戸教諭は、「3年前に松ヶ枝中学校へ赴任し、奈須川君も同じタイミングで入学し縁を感じた。全日本は出場人数も多く、5回勝ち抜いての優勝はすごいこと。生徒であり後輩ではあるが、尊敬している。自分も目指していた優勝をしてくれて嬉しかった。この大会の凄さをみんなにも知ってほしかった」と話した。

 

 来年1月に全道大会を予定し優勝を目指している。

 

 ◎一般社団法人全日本空手審判機構(JKJO)