小樽市議会令和5年第4回定例会 提案議案原案通り可決

 小樽市議会は、2023(令和5)年第4回定例会を12月25日(月)に再開し、市長が提案した議案すべてが原案通り可決となり、予定通り21日間で閉会した。

 

 今定例会は、第3回定例会継続議案12件と最終日に提案した人事案件2件を含む市長提案議案25件、共産党提案の議案第22号非核港湾条例案、最終日に議員から提案された議案第27号小樽市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例案について審議した。

 

 その結果、第3回定例会継続議案12件は初日に審議され決算認定された。市長提案の議案第1号~21号と第23号・第24号・第27号の24件は可決。第22号の非核港湾条例案は否決。最終日に提出された議案25号人事案件の小樽市公平委員会委員の選任についてと、議案26号人権擁護委員候補の推薦についてはどちらも同意。報告2件は承認された。

 

 今定例会で新たに付託された陳情第5号小樽市立小中学校給食費の無償化方について、陳情第6号加齢による難聴者の補聴器購入の小樽市としての助成方についてに関しては、どちらも継続審査となった。

 

 意見書案第1号現行の健康保険証の存続を求める意見書(案)は、政府がマイナンバーカードと健康保険証を一体化して「マイナ保険証」とし、現行の健康保険証を2024(令和6)年秋に廃止することを見直し存続を要望したが否決。認知症との共生社会の実現を求める意見書(案)など4件は可決とした。

 

 決議案第1号ガザ地区における平和の実現を早期に求める決議(案)は可決。決議案の審議は2022(令和4)年第1回定例会以来となる。その他、所管事務の調査4件は継続審査となった。

 

 ◎小樽市議会本会議(日程、質問通告、提出議案等)(外部)

 ◎R051225小樽市議会本会議1(youtube)

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