おたる潮太鼓新春初打ち! 樽酒や餅つきで新年祝う

 

 

 おたる潮太鼓保存会(木村文彦会長)は、1月3日(水)14:00に、小樽都通り商店街の中華食堂桂苑(稲穂2)前で新春初打ちを実施。新年を祝う迫力ある太鼓の打演が商店街内に響き渡り、大勢の見物客が取り囲んで初打ちを堪能した。

 

 毎年実施されている同保存会の年中行事である新春初打ちは、11:00からも行われ同商店街にから先着100名に汁粉が振舞われた。

 

 14:00は、同保存会が2升の餅米をつき、見物客も餅つきを体験を行い、出来上がったつきたての餅と樽酒が振舞われた。

 

 餅はきな粉餅で振舞われ、会場に居合わせた外国人観光客も餅を頬張り、日本の文化を味わっていた。

 

 桂宛の澤田初店主も華麗なバチさばきを披露し、観客からは歓声が上がり、会場は大いに盛り上がっていた。

 

 保存会の大黒さんは、「新年早々事故ばかりで、正月なのに悲しい思いをしている人もいる。何とか、みんなが幸せになればと思いを込めて太鼓を叩いた」と話した。

 

 同保存会は、1967(昭和42)年、第1回おたる潮まつりの開催に合わせて結成。おたる潮まつりをはじめ、市内・道内外の各種祭りやイベントで活動し感動を与えている。

 

 ◎小樽潮太鼓保存会(外部)

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