大学入学共通テスト 小樽商大会場444名が志願

 2024(令和6)年度大学入学共通テストが、1月13日(土)・14日(日)の日程で始まり、全国668会場で志願者が約49万人となり、1992(平成4)年以来の50万人割れとなった。

 

 後志唯一の試験会場となる小樽商科大学(緑3)では、心配していた大雪の影響もなく、交通機関の乱れもなかった。コロナ関連で予備室を2室設けたが、別室での受験者もいなかった。

 

 同会場での志願者は、昨年の436名より8名増の444名(男283名・女161名)で、全国的に減少しているものの若干増えていた。

 

 感染症拡大の影響で入室定員をいつもの半数としたが、学校担任教諭や塾講師の応援も4年ぶりに解禁となり、雪が降りしきる校門前には数人が訪れ、受験生にエールを送っていた。

 

 5室設けられた試験室で、写真撮影が許可された第1試験室104講義室には142名が入室可能で、マスクも強制ではなくなった受験生が緊張した面持ちで着席し、係から問題用紙等を配布されていた。

 

 13日(土)は、地理歴史・公民から始まり、国語・外国語・英語(リスニング)と続き、終了は18:10。14日(日)は理科と数学で終了は17:50となる。

 

 2025(令和7)年から出題教科・科目を再編し、新たに情報が加わり7教科21科目となるため、6教科30科目での共通テストはこれが最後となる。

 

 ◎独立行政法人大学入試センター(外部)

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