小樽桜陽高校生 除雪ボランティアで大活躍!

 北海道小樽桜陽高等学校(長橋3・西川勤校長)では、弓道部・サッカー部など生徒130名と教員12名が部活ごとに分かれ、1月28日(日)午前中に除雪が困難な高齢者宅6世帯と学校下の通学路の除雪を実施。

 

 同校で、冬の恒例行事として、スコップやスノーダンプを上手に使って除雪ボランティアを行っている。

 

 市内では、12月は積雪が少なかったものの、1月に入ってから数回に渡りドカ雪が降り、1月26日(金)21:00に最高深積雪91cmを記録。現在は88cmとなっているが、水分を含んだ重い雪は雪山となり生活道路を塞いでいる。

 

 スコップやスノーダンプを持った生徒たちは、各班ごとに所定の場所に移動し、ずっしりと積もった重い雪を運び出していた。高齢者が歩きやすいように徐々に道路を広くし、なるべく除雪した所が平になるよう配慮していた。

 

 様子を見ていた近所の住民は、「毎年来てくれて徹底的にやってくれるので助かる」と、笑顔で話した。

 

 約20名が参加したサッカー部のマネージャーは、「初めて雪かきし、気持ち良いし楽しい」と話し、弓道部も22名が参加し、学校に通じるバス通りの歩道の雪がすごく多くて、突発的に住民に頼まれに応じた学生もいた。

 

 雪かきをしてもらった住民は、わざわざ外に出て来て、「お休みなのに、みんなに一生懸命雪かきしてもらい感謝していると、皆さんに伝えてください」と、顧問の教諭に話していた。

 

 学校下の通学路にも雪が積り、道幅が狭くなっているため除雪。排雪のためのブルトーザーとダンプカーが行き来し、生徒も排雪作業中のダンプカーに雪を積み込むなど、排雪にも頑張り、心地よい汗をかいていた。

 

 ◎北海道小樽桜陽高等学校(外部)

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