第55期生24名 小樽歯科衛生士専門学校卒業式

 小樽歯科衛生専門学校(大聖康洋学校長)第55期生24名の卒業証書授与式が、3月9日(土)13:00からグランドパーク小樽(築港11)5階銀河の間で行われた。

 

 新型コロナウイルス感染症が5類に移行しても入場者を縮小し、在校生の姿はないが保護者45名・教職員13名が見守る中、袴などの晴れ着姿の卒業生24名が入場。会場は華やかな雰囲気に包まれた。

 

 大聖校長から卒業生1人1人に卒業証書が手渡され、学業等に優秀な成績を収めた3名に表彰状を授与し努力を讃えた。

 

 大聖校長は、「政府は、2025(令和7)年から日本国民全員に歯科検診を義務化することを決定した。まだ詳細は発表されていないが、歯科衛生士の果たす役割は、今以上に重要性を増していくことに間違いない。

 

 私たち歯科医師と共に力を合わせ、国民の健康を守っていきましょう。本校での学びを活かし研鑚を続け、希望に満ちた未来を切り開き、健康で幸多き人生を歩まれることを祈念する」と告辞を述べた。

 

 卒業生を代表して溝口さんは、「24人全員で今日の日を迎えることができて大変嬉しく思う。明日から新しい生活をスタートさせる。大変なこともあると思うが、3年間の学びを活かしたい。

 

 素晴らしい仲間に出会えて何よりも幸せ。これから先も同じ悩みを共有し合える一生の友人。経験や出会い、成長の場を与えてくれた歯科衛生士専門学校に感謝する」と、答辞を述べた。

 

 第55期生の就職先は市内13名・札幌など道内11名・道外1名。3月3日(日)に実施された歯科衛生士国家試験の合格発表は26日(火)の予定。

 

 ◎小樽歯科衛生士専門学校(外部)

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